2025年フローラステークス過去データと予想分析

フローラステークス過去10年間結果

フローラステークス過去10年間結果前走レース

馬ランドの過去データ表の見方

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下記のように●●●ステークス人気別過去データの欄があるとします。

●●●ステークス
人気別過去データ

人気	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１番人気	0-1-0-2/3	0.0%	33.3%	33.3%
２番人気	0-0-2-1/3	0.0%	0.0%	66.7%

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人気別過去データ

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前走レース名別過去データ

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前走着順別過去データ

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前走コース別過去データ

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単勝オッズ別過去データ

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前走上り3F別過去データ

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前走人気別過去データ

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前走クラス別過去データ

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前走場所別過去データ

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前走距離別過去データ

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脚質別過去データ

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年齢別過去データ

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馬体重過去データ

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ハンデ別過去データ

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種牡馬別過去データ

穴馬の激走が多く波乱に注意

過去10年、１番人気は【1.2.0.7】と不振で、２番人気が【2.3.2.3】複勝率70.0％の好成績。また４、５番人気がともに複勝率40.0％と上々だ。穴では、2017年に12番人気のモズカッチャンが優勝するなど２桁人気馬が【1.3.1.70】で、さらに９番人気も３着２回。３連単108万馬券が出た2014年は11年前になってしまったが、それでも過去10年のうち４回は20万馬券以上で、５万円未満は２回のみ。１番人気の不振に加え穴馬の好走も多く、本命サイドでの決着はほぼないものと考えたい。

内枠重視も８枠は要警戒

枠番別の成績では、１～４枠が【7.7.4.58】で複勝率23.7％、５～８枠が【3.3.6.77】で同13.5％と、スタート後にすぐ２コーナーを迎えるコース形態の影響もあってか、全体的には内枠優勢だ。

ただ、注意したいのは外でも８枠が【2.1.4.19】で、複勝率26.9％を記録している点だ。８枠で好走した７頭中５頭は５番人気以下（13番人気含む）。外枠を引いたことで人気を落とし逆に妙味が出ているケースもありそうで、８枠だけは安易に軽視しないようにしたい。

前走１勝クラス組は芝1800ｍ以上連対馬

前走クラス別で好走が多いのは１勝クラス（500万条件）組。2021年と23年以外はすべて好走馬を出し、【6.2.3.59】複勝率15.7％をマークしている。このうち、芝1800ｍ以上のレースを連対してきた馬は【6.2.2.19】同34.5％の好成績だ。

これに次いで好走馬を多数出しているのは前走Ｇ３組で、2021年はこの組が上位を独占した。全体では【3.4.5.28】複勝率30.0％と、複勝率は１勝クラス組を上回るものの勝ち切れない印象になっている。このＧ３組の好走馬は１頭を除き前走でフラワーＣかクイーンＣに出走しており、このどちらかのレースで６着以内だった馬は【2.3.5.12】複勝率45.5％になる。

【前走１勝クラス（500万条件）からの好走馬（過去10年）】

年 馬名 人気 着順 前走 距離 人気 着順
2015 シングウィズジョイ 2 1 君子蘭賞 芝1800 2 1
マキシマムドパリ 3 3 君子蘭賞 芝1800 1 2
2016 パールコード 2 2 ミモザ賞 芝2000 1 1
アウェイク 13 3 フリージア賞 芝2000 6 8
2017 モズカッチャン 12 1 500万 芝1800 2 1
ヤマカツグレース 10 2 君子蘭賞 芝1800 4 2
2018 サトノワルキューレ 1 1 ゆきやなぎ賞 芝2400 4 1
2019 ウィクトーリア 3 1 500万 芝1800 2 1
2020 ウインマリリン 4 1 ミモザ賞 芝2000 4 1
2022 シンシアウィッシュ 9 3 君子蘭賞 芝1800 3 2 2024 アドマイヤベル 2 1 フリージア賞 芝2000 3 2

【前走Ｇ３からの好走馬（過去10年）】

年 馬名 人気 着順 前走 人気 着順
2015 ディアマイダーリン 1 2 フラワーＣ 2 3
2017 フローレスマジック 2 3 クイーンＣ 2 3
2018 ノームコア 5 3 フラワーＣ 4 3
2019 シャドウディーヴァ 2 2 フラワーＣ 3 4
ジョディー 9 3 フラワーＣ 8 5
2020 ホウオウピースフル 2 2 クイーンＣ 3 6
2021 クールキャット 5 1 フラワーＣ 7 5
スライリー 14 2 クイーンＣ 16 10
ユーバーレーベン 2 3 フラワーＣ 1 3
2022 エリカヴィータ 5 1 フェアリーＳ 2 10
2023 ゴールデンハインド 7 1 フラワーＣ 7 4
2024 カニキュル 4 3 フラワーＣ 3 6

近年の連対馬は美浦南Ｗが中心に

過去10年、関東馬が【7.5.6.84】複勝率17.6％、関西馬は【3.5.4.51】同19.0％。好走は関東馬のほうがやや多いが、好走確率はわずかに関西馬優勢だった。これら出走馬の追い切りを分析すると、近年は美浦南Ｗコース組の好走が非常に多いことがわかる。 　過去10年の美浦南Ｗ組は【6.4.4.65】で、ここ５年にかぎると【4.2.1.29】。３着が少なく複勝率は取り立てて高いわけではないが、連対候補としては他を大きくリードしている。同じコース追いでも栗東ＣＷ組は近年好走がなく、関西馬なら坂路追い切り馬を狙いたい。

【主な追い切りコース別成績（過去10年）】

コース 成績 勝率 連対率 複勝率 過去５年 同複勝率
美浦南Ｗ 6-4-4-65 7.6% 12.7% 17.7% 4-2-1-29 19.4%
美浦南坂 1-1-1-15 5.6% 11.1% 16.7% 1-0-1-11 15.4%
栗東坂 3-3-4-29 7.7% 15.4% 25.6% 0-3-3-14 30.0%
栗東CW 0-2-0-22 0.0% 8.3% 8.3% 0-0-0-8 0.0%

2025年フローラＳ（Ｇ２）調教状態＆コメント

エストゥペンダ　三浦皇成

調教状態

アイシールド着用。終い重点ながら、内から気合十分に小気味のいいフットワークで追い抜いてきた。

厩舎コメント

(しっかりし)高柳瑞師――今週の動きも良かったし、段々と体質はしっかりしてきました。近走も終いはいい脚を使っていますが、気の良さがあって折り合い重視でどうしても位置が悪くなっていました。今回は距離が延びるので流れに乗れそうだし、オークスに向けて権利を獲りたいです。

エンジェルブリーズ　横山典弘

調教状態

かなり気持ちの強いタイプで、直前は終い重点。抑え切れない手応えで動きはパワフル。雰囲気は上々。

厩舎コメント

(力通用)中舘師――少し難しい面があるので、その点を考慮しながらの調整だが、動きは悪くない。初戦がいい勝ちっぷりだったように重賞でも楽しみはある。当日、極端に馬体が減っていなければここでもやれていい。

カムニャック　Ａ．シュタルケ

調教状態

力むことなくうまくコントロールが利き、スムーズに走れていた。コース主体に乗り込み、よく仕上がった。

ゴーソーファー　津村明秀

調教状態

体を大きくのびのびと使ったフットワーク。迫力はひと息でも集中力は満点。力は十分に出せる状態。

厩舎コメント

(動き良化し)手塚久師――前走も悪くなかったが、調教はもう少しやっても良かった。今回は間隔が詰まるけど、状態は上向いている。馬体の張りが良く動きに切れが出ている。スタートさえ出れば前でも競馬はできるし、開幕週でもあまり心配していない。流れに乗って終いの脚を生かせれば。

タイセイプランセス　石橋脩

調教状態

小柄できっちり仕上がっているか。非力な印象はあるが、集中力は十分。及第点以上とは言えるか。

タガノアビー　藤岡佑介

調教状態

もともと攻め駆けするタイプだが、重い馬場でも軽快に駆け抜けた。馬体もいい感じに仕上がっている。

ティラトーレ　木幡巧也

調教状態

追走して外に併せて、最後もド迫力の伸び脚。太め感はなく、気合も乗ってきた。体調面の不安は一切ない。

ドーギッド　吉田豊

調教状態

馬体のサイズは標準的ながら、大きなフットワークで長く脚を使って登坂。体に緩みもなく、いい雰囲気。

ハギノピアチェーレ　藤懸貴志

調教状態

気合をつけられると頭が高くなってやや反抗的だが、時計的には十分動けている。引き締まった体を維持。

ブラックルビー　戸崎圭太

調教状態

バネを利かせたフットワークで推進力も十分。本格化は先かもしれないが、馬体も締まって仕上がった。

厩舎コメント

(心肺機能高い)山崎助手――相変わらず心肺機能が高く、追い切り後の息の入りもいいです。精神的な無駄な消耗がなく、とてもセンスのある馬。長く脚を使えるタイプで、距離は延びてプラス材料だと思います。

ホウオウタイタン　佐々木大輔

調教状態

ＣＷで３本併せ馬を消化し、最後は坂路で単走。入念に乗り込まれて馬体が更に締まり、動きも躍動感アップ。

マーゴットレジーナ　北村宏司

調教状態

２週続けて先行遅れだが、相手は滅法動く馬なので心配なし。細化も硬さもなく、好調を保っている。

マイスターヴェルク　杉原誠人

調教状態

若さはあるが、集中してからの反応、伸び脚はなかなか鋭かった。素質の高さを感じさせる動きだった。

厩舎コメント

(動き良く)勢司師――先週、今週と稽古は文句なしの動き。筋肉にメリハリが出てボリュームアップしているし、休養前より動きに柔らかみも出てきた。極端な切れ味勝負にならなければ、ヒケは取らないはず。

ルクスジニア　池添謙一

調教状態

スピードが勝っていて現状は繊細なコントロールが利かないが、追い切りではいつも凄まじい動き。気配上々。

厩舎コメント

(渋太さ生かし)平田師――前走は突つかれながらもよく辛抱。短期放牧を挟んで10日で競馬だが、先週、今週と動きはいいからね。輸送で減るだろうが、前走ぐらいの体重では臨めそう。ハナにはこだわらないが、そう切れないので、先行する形になるはず。

ロートホルン　横山武史

調教状態

先週、併せ馬で好時計をマーク。今週は軽く流す程度も、バランス良く推進力は十分。成長も見込めそう。

厩舎コメント

(自分のペースで)加藤征師――前走はハイペースだったし、マークも厳しかった。失速したのは仕方がない部分がある。別にハナにはこだわらない。息を入れて自分のペースで運びたい。

ロジャリーマイン　菅原明良

調教状態

外ラチ沿いで、重心が低く、突っ張ったような走りだが、手前を替えると、気合を表に出して軽快に伸びる。

ロンドボス　西塚洸二

調教状態

直前はソフトな調整だったが、日曜日にもある程度やっているので輸送を考慮すればこれでＯＫ。落ち着きがあって動きはスムーズ。馬体も仕上がっている。

ヴァルキリーバース　Ｃ．ルメール

調教状態

気を抜くことなく最後まで力強い伸び脚。体はまだ華奢な印象だが、バランスはいい。確実に成長している。

厩舎コメント

(変化見せ)山崎助手――肉体的に大人びてきましたし、走りの質が上がっています。精神的なゆとりも出ていい変化を見せていますね。多頭数で枠や位置取りはポイントに。重賞でどこまで通用するか見てみたいです。

2025年フローラＳ（Ｇ２）予想

実に、過去５年の連対馬10頭は４角６番手以内で、うち９頭は５番手以内だった。追い込み勝ちが決まった６年前も、上位３頭は４角最内で、開幕週ということもあって、内枠有利＆外枠不利の東京芝2000メートルの傾向が露骨に出る重賞と言える。今年は、６年前以来のフルゲート18頭立てで、能力比較よりも、脚質と枠順が重要なポイントになる。

管理人の予想印

◎ ヴァルキリーバース
○ ブラックルビー
▲ ロートホルン
◇ ゴーソーファー
△１ エストゥペンダ
△２ ハギノピアチェーレ
△３ ルクスジニア

◎ヴァルキリーバース

スタートが決まれば、好位差しも可能で、機動力もあるため、外めの12番枠はプラスになってもマイナスにはならない。牡馬相手、左回りの芝2000メートルで２連勝のアドバンテージと伯母デニムアンドルビー（13年優勝馬）の血に惹かれる。

○ブラックルビー

好位差しで２戦２勝。そして、内めの７番枠。脚質と枠順、エリート牝馬らしい戦績は上位候補に相応しい。東京の瞬発力勝負に対応できるかどうかが鍵を握るが、超スローはないメンバー構成なら、不安点（個人的に不安に思う点）をカバーできる。

▲ロートホルン

１枠２番なら、逃げ候補になるが、控えても好位差しは可能なタイプと見る。未勝利勝ちが出色の好タイムで、タイムだけなら重賞通用のレベル。クイーンＣはペースも厳しかったが、そもそもマイラーではない。同じサトノダイヤモンド産駒のシンリョクカ（24年新潟記念優勝）に近いイメージ。

◇ゴーソーファー

２回中山競馬の芝のキズナ産駒は（７.４.２.17）で、フラワーＣは上位３頭を独占。良発表でも緩い馬場の高い適性があったと見ており、前後の中山開催での同産駒の成績には、特筆すべきものはない。平均ペースの地力勝負になるか、瞬発力勝負になるかが、キズナ産駒の明暗を分けるだろう。それでも数の論理（５頭出走）には逆らえない。

買い目

単勝/複勝

12

馬連

軸７、12
相手２、７、９、12、13、17、18