【旧データ】2022年アルテミスステークス過去結果と予想分析
1、2番人気は信頼できるが、ヒモ荒れ注意
平均配当は馬連が5447円、3連単は12万4324円。馬連は2000円以下が5回あるが、5000円以上も3回とバラバラ。1番人気【4.2.0.4】は複勝率60%、2番人気【2.4.1.3】は複勝率70%と好走確率が高い。とちらかは必ず馬券に絡んでいる。3着は5番人気以下が7頭を占めており、ヒモ荒れを警戒したい。
サンデー系が強いが、最近はエピファネイア産駒が好成績
種牡馬別の成績では、サンデーサイレンス系【7.6.4.62】が強く、1~3着馬30頭中17頭を占めている。ただし、最近2年はサンデーサイレンス系は馬券に絡んでおらず、エピファネイア産駒が3頭馬券に絡んでいる。母父別の成績はバラバラで、サンデーサイレンス【0.1.0.11】、フジキセキ【0.0.0.6】など、サンデーサイレンス系【1.3.3.34】は複勝率15.9%と好走確率が低い。
人気薄の未勝利組が狙い目
前走のクラス別成績では、未勝利【5.3.3.21】が複勝率34.4%と成績がよい。新馬【2.3.1.39】、オープン特別【1.1.1.18】とG3【1.1.1.15】は今ひとつだ。未勝利は馬券に絡んだ11頭中5頭が6番人気以下。人気薄で狙うと面白い。新馬組は前走が1~2番人気【2.3.1.22】なら馬券に絡むが、3番人気以下【0.0.0.17】は全滅。
【前走のクラス別成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
新馬 2-3-1-39 4.4% 11.1% 13.3%
未勝利 5-3-3-21 15.6% 25.0% 34.4%
1勝クラス 0-2-4-26 0.0% 6.3% 18.8%
オープン特別 1-1-1-18 4.8% 9.5% 14.3%
G3 1-1-1-15 5.6% 11.1% 16.7%
G2 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
地方 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
前走マイルを使った関西馬が強い
前走の距離別成績では、距離延長組が厳しい結果になった。1500m以下【0.3.2.42】は未勝利で、複勝率10.6%と低調。アルテミスSと同じ1600m組【6.6.6.57】、1800m組【4.1.2.22】は好走馬が多く、好走確率も24%台と、まずまずだ。とくに前走1600mを使った関西馬【3.2.5.13】は複勝率43.5%と抜群の数字を残している。このレースに狙いを定めてローテを組んでいるといえる。
栗東坂路でラスト1ハロンの速い馬
過去10年の好走馬の追い切りを分析したところ、栗東坂路【3.2.5.24】、美浦南W【4.3.1.50】が好走馬が多く出していた。
好走馬が多く、好走確率の高かった栗東坂路組のラスト1ハロンのタイム成績は、12秒9以下【2.2.5.15】が複勝率37.5%と好走確率が高く、13秒0以上【1.0.0.10】は成績が良くなかった。栗東坂路でラスト1ハロンの速い馬が馬が狙い目だ。
【追い切りコース別の成績(過去10年)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 3-2-5-26 8.3% 13.9% 27.8%
CW 1-1-2-10 7.1% 14.3% 28.6%
美浦 南坂路 0-3-2-25 0.0% 10.0% 16.7%
南W 4-3-1-50 6.9% 12.1% 13.8%
その他 2-1-0-8 18.2% 27.3% 27.3%
【栗東坂路組のラスト1ハロンのタイム別の成績(過去10年)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~12秒9 2-2-5-15 8.3% 16.7% 37.5%
13秒0~ 1-0-0-11 8.3% 8.3% 8.3%
2022年アルテミスステークス(G3)調教状態&コメント
アリスヴェリテ 田辺裕信
調教状態
先週の調整がややソフトだが、馬体は細くも太くもなく、今週の動きはとても軽やかだった。好調の範囲。
厩舎コメント
(東京合いそう)柴田助手――前走はハナを切りましたが、最後まで渋太く脚を使ってくれました。レース後は在厩調整で。背中が良くて、柔らかい走りをする馬。まだまだ伸びしろがありそうですし、東京コースも合いそう。
コウセイマリア 佐々木大輔
調教状態
少し重心の高い走法で見た目は今ひとつだが、初戦もこんな感じで勝っている。小柄で馬体が細くなっていないのは何より。乗り込みは順調で自身の力は出せそう。
ディナトセレーネ 横山武史
調教状態
3頭併せの真ん中で少しモタつくところはあったが、最後まで確かな脚取りで伸びてきた。馬体を大きく見せているし、2週連続で負荷はかかっている。好調維持。
デインバランス 戸崎圭太
調教状態
1週前はCWでジャスティンパレス(菊花賞3着)を凌ぐほどの動き。今週は坂路で軽めだったが、集中力があって迫力満点だった。体は気持ち立派でも気配は上々。
厩舎コメント
(状態良く)杉山晴師――前走はまだ余裕を持たせた仕上げだったけど、使ったことで馬はしっかりしてきました。外差しが決まる馬場状態のなか、内から最速の上がりで勝ってくれましたし、あの内容から重賞でどれだけやれるかと思い、挑戦することにしました。状態の良さでどこまで。
ニシノコウフク 三浦皇成
調教状態
好時計で追走先着の1週前が好調教。直前は折り合い重視で落ち着いて走れていた。バネが利いており、フットワークは上々。3カ月ぶりになるが、態勢は整った。
マスキュリン 石橋脩
調教状態
先週坂路でビシッとやり、今週はポリトラックでサッと。俊敏なフットワークでスーッと加速。好気配キープ。
厩舎コメント
(巻き返しを期待)新谷師――前走は久々で気が張り過ぎていたようで、すべてがうまくいかなかった感じ。ただ、力は見せた。前回とは気性的な落ち着きが違うし、素軽さもある。改めて期待。
マラキナイア 松山弘平
調教状態
細身の体に変わりはないが、非力な感じはなく、坂路でも実に軽やかに加速してくる。本追い切りだった22日(土曜)も文句なしの動き。前向きさが出て気配絶好。
厩舎コメント
(やれていい)田嶋助手――中間は行きっぷりが良くて、いい意味で前向き。それにフットワークが大きくなりました。キャリアの浅い分がどうかですが、重賞でもやれていいと思いますよ。
ミシシッピテソーロ 木幡巧也
調教状態
最後は自然と前に出る感じで先着。小柄なりに馬体をふっくらと見せるし、徐々に力強さが加わってきた印象がある。十分に乗り込み、負荷もかけた。好仕上がり。
厩舎コメント
(楽しみ)畠山吉師――前走後は早めにアルテミスSと決めて、中間は放牧でリフレッシュ。鞍上とうまくコンタクトが取れているので折り合いの不安がなく、終いは確実に脚が使える。GⅠを目指すような素質馬を相手にどれだけやれるか楽しみ。
ラヴェル 坂井瑠星
調教状態
体つきは大きく変わらないものの、牝馬らしい切れのあるフットワークで軽やかに登坂。折り合いもついた。
厩舎コメント
(まだ万全とは)安藤助手――テンをゆっくり入ってソフトな最終追い。カイバをもう少し食べてほしい現状では、体力強化を図り切れていませんし、メンバーも強力で、紛れのない府中のマイル戦ですが、初戦から長距離輸送をこなしたことは大きいでしょう。
リバティアイランド 川田将雅
調教状態
3頭併せで上がり重点に。強めに追った相手に対して少し遅れたが、こちらは余力十分。バネが利いて軽快そのもの。乗り込まれて仕上がりもいい。
厩舎コメント
(初戦上々)福永助手――初戦は上がり優秀。能力の高さを見せてくれました。放牧明けですが、馬体が増えて戻ってきたので順調に乗り込むことができました。いくらか休み明け感はありますが、やる毎に良くなっています。
2022年アルテミスステークス予想
16年リスグラシュー、17年ラッキーライラック、20年ソダシ、21年サークルオブライフとのちのGⅠ馬が優勝。2着馬に目を向けても、アユサン、レッツゴードンキ、メジャーエンブレムがGⅠを勝っている。例年上がりが速くなるため、ち切って勝つことはできないが、要はポテンシャルの勝負。記録よりも将来性が問われる。
◎リバティアイランド
新潟の2歳新馬戦で、ラスト600メートルがすべて10秒台。こんなことはかつてあったためしがなく(記憶にない)、上がり600メートル31秒4を含めて驚愕の記録としか言いようがない。中12週のレース間隔があれば、反動を懸念する必要はないだろう。
○ミシシッピテソーロ
2連勝のタイムは平凡だが、上がり600メートルは最速と最速タイ。着差は僅かだが、抜け出す脚の速さは数字以上のもので、見た目の感覚と言うと漠然に過ぎるが、それぐらい強いインパクトがあった。父の父はディープインパクト。
▲ラヴェル
スローペースでタイムは地味だが、ラスト400メートルは11秒7→11秒3の加速ラップ。この切れ味の源はサンデーサイレンス3×3の近交か。半姉はナミュールで、血統的に裏づけも十分だ。
◇マラキナイア
中京の2歳新馬戦で1分34秒7は優秀。例年の新潟2歳Sなら、迷わず本命を打てるタイムと勝ち方だった。つまり、ここに入っての単純な能力査定に尽きる。ポテンシャルは互角と見る。
管理人の予想印
◎ リバティアイランド
○ ミシシッピテソーロ
▲ ラヴェル
◇ マラキナイア
△1 ディナトセレーネ
△2 アリスヴェリテ
△3 デインバランス
買い目
単勝/複勝
3
馬連
軸3、7
相手3、4、5、6、7、9、10





