2021年青葉賞過去データと予想分析

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2021年5月1日(土)東京競馬場 芝2400m

日本ダービーと同じ東京競馬場の芝2400mで行われるダービートライアル、青葉賞。2着までに入ると日本ダービーの出走権を獲得できるため、デビューの遅れた馬や出世街道に乗るのに手間取った馬などが、日本ダービー出走へ向けて激しいレースを繰り広げる。これまで青葉賞組からダービー馬は誕生していないが、12年の勝ち馬フェノーメノがダービーで2着に入るなど好走馬は数多く輩出している。昨年は3番人気のオーソリティが勝利した。今年ダービーの出走権をつかむのはどの馬か。過去のデータからレースの傾向を占う。

2020年 430円 150円 2,280円 2,640円 4,160円 2,190円 14,870円
2019年 1,050円 270円 730円 2,120円 5,400円 5,490円 42,980円
2018年 1,460円 320円 1,710円 10,940円 19,390円 10,910円 101,530円
2017年 150円 110円 800円 780円 960円 3,190円 8,440円
2016年 510円 160円 1,580円 1,940円 3,540円 2,540円 14,890円
2015年 410円 160円 560円 1,190円 2,260円 2,920円 12,990円
2014年 5,310円 730円 3,010円 4,990円 19,460円 12,190円 138,430円
2013年 2,460円 580円 7,500円 30,590円 71,140円 40,730円 428,430円
2012年 210円 130円 2,280円 4,830円 6,260円 48,540円 189,270円
2011年 1,450円 330円 2,620円 8,430円 19,570円 6,720円 74,960円
日付 着順 馬名 性別 年齢 人気 騎手 斤量 頭数 距離 馬場状態 着差 上り3F 上3F地点差 馬体重 馬体重増減 多頭出し 所属 調教師 種牡馬 間隔 前走開催 前走レース名 前芝・ダ 前距離 前走馬場状態 前走人気 前走着順 前走上り3F 前騎手 前走斤量 前走頭数 前走馬番
200502 1 オーソリティ 3 3 ヒューイ 56 18 芝2400 0 34.1 0.5 500 -6 (美) 木村哲也 オルフェーヴル 8 2中4 弥生賞G2 2000 3 3 36.9 ヒューイ 56 11 10
2 ヴァルコス 3 4 三浦皇成 56 0 34.3 0.3 498 2 * (栗) 友道康夫 ノヴェリスト 7 1阪5 ゆきやな・1勝 2400 2 1 35.8 シュタル 56 11 8
3 フィリオアレグロ 3 1 レーン 56 0.1 33.9 0.8 482 -8 (美) 堀宣行 ディープインパクト 11 1東6 共同通信G3 1800 2 3 34.6 M.デム 56 9 7
190427 1 リオンリオン 3 5 横山典弘 56 16 0 36.3 0 480 4 (栗) 松永幹夫 ルーラーシップ 5 2名6 大寒桜賞500* 2200 4 1 34.2 横山典弘 56 10 6
2 ランフォザローゼス 3 1 ルメール 56 0 35.8 0.5 488 -6 (美) 藤沢和雄 キングカメハメハ 15 1中5 京成杯G3 2000 2 2 35.4 マーフィ 56 12 5
3 ピースワンパラディ 3 3 戸崎圭太 56 0.3 35.3 1.3 452 0 (美) 大竹正博 ジャングルポケット 7 2名1 フローラ500* 1600 3 1 33 丸山元気 56 11 1
180428 1 ゴーフォザサミット 3 6 蛯名正義 56 18 -0.3 34.1 0.3 496 -4 * (美) 藤沢和雄 ハーツクライ 6 2中8 スプリンG2 1800 4 7 34.4 田辺裕信 56 13 11
2 エタリオウ 3 7 石橋脩 56 0.3 34.6 0.1 450 -6 * (栗) 友道康夫 ステイゴールド 7 1阪5 ゆきやな500* 2400 2 2 34.5 和田竜二 56 10 10
3 スーパーフェザー 3 1 福永祐一 56 0.3 34 0.7 470 -4 * (栗) 友道康夫 ディープインパクト 4 2阪3 アザレア500* 2400 1 1 33.6 福永祐一 56 8 4
170429 1 アドミラブル 3 1 M.デム 56 12 -0.4 34.6 0.6 510 -4 (栗) 音無秀孝 ディープインパクト 4 2阪3 アザレア500* 2400 1 1 33.5 M.デム 56 8 3
2 ベストアプローチ 3 4 岩田康誠 56 0.4 34.7 0.9 468 -8 (栗) 藤原英昭 New Approach 8 2中4 弥生賞G2 2000 7 4 34.8 戸崎圭太 56 12 1
3 アドマイヤウイナー 3 8 秋山真一 56 0.6 35.1 0.7 490 -2 (栗) 須貝尚介 ワークフォース 5 2名5 大寒桜賞500* 2200 2 1 34.8 秋山真一 56 8 4
160430 1 ヴァンキッシュラン 3 4 内田博幸 56 13 -0.2 34.5 1.3 490 2 (栗) 角居勝彦 ディープインパクト 4 2阪3 アザレア500* 2400 1 1 34.1 M.デム 56 11 11
2 レッドエルディスト 3 5 四位洋文 56 0.2 33.9 2.1 500 -2 (栗) 笹田和秀 ゼンノロブロイ 5 2名6 大寒桜賞500* 2200 3 1 33.8 ルメール 56 10 3
3 レーヴァテイン 3 1 ルメール 56 0.7 34.7 1.8 446 -2 (美) 堀宣行 ディープインパクト 12 1東3 500万下* 2400 1 2 33 ルメール 56 12 8
150502 1 レーヴミストラル 3 1 川田将雅 56 18 -0.1 33.7 0.6 478 2 (栗) 松田博資 キングカメハメハ 4 2阪3 アザレア500* 2400 1 1 34 岩田康誠 56 7 3
2 タンタアレグリア 3 4 蛯名正義 56 0.1 34 0.4 468 -2 (美) 国枝栄 ゼンノロブロイ 5 2名5 大寒桜賞500* 2200 2 1 34.8 吉田隼人 56 10 2
3 ヴェラヴァルスター 3 5 田辺裕信 56 0.2 33.9 0.6 492 -2 * (美) 木村哲也 ハーツクライ 12 1東3 ゆりかも500* 2400 5 1 33.4 後藤浩輝 56 16 4
140503 1 ショウナンラグーン 3 10 吉田豊 56 0 33.8 1 478 6 (美) 大久保洋 シンボリクリスエス 4 3中3 山吹賞500* 2200 2 3 34.8 吉田豊 56 16 3
2 ワールドインパクト 3 1 シュタル 56 0 34.2 0.6 496 2 (栗) 友道康夫 ディープインパクト 5 2名5 大寒桜賞500* 2200 1 1 34.6 川須栄彦 56 13 13
3 ヤマノウィザード 3 4 戸崎圭太 56 0.1 34.1 0.8 462 -2 (栗) 山内研二 ディープインパクト 9 1阪2 すみれS 2200 2 7 35.2 松山弘平 56 7 7
130427 1 ヒラボクディープ 3 7 蛯名正義 56 0 34 0.7 486 4 (美) 国枝栄 ディープインパクト 9 2中1 水仙賞500* 2200 1 1 35.1 蛯名正義 56 10 5
2 アポロソニック 3 9 勝浦正樹 56 0 34.7 0 530 0 (美) 堀井雅広 Big Brown 4 3中3 山吹賞500* 2200 11 1 34.6 勝浦正樹 56 12 10
3 ラストインパクト 3 2 北村友一 56 0 33.7 1 482 -4 * (栗) 松田博資 ディープインパクト 5 2名5 大寒桜賞500* 2200 1 1 34.6 北村友一 56 10 7
120428 1 フェノーメノ 3 1 蛯名正義 56 17 -0.4 34.1 0.8 492 0 (美) 戸田博文 ステイゴールド 8 2中4 弥生賞G2 2000 2 6 34.8 岩田康誠 56 15 8
2 エタンダール 3 10 松岡正海 56 0.4 34.8 0.5 430 -2 (栗) 藤原英昭 ディープインパクト 4 3中3 山吹賞500* 2200 2 1 33.3 松岡正海 56 7 3
3 ステラウインド 3 13 北村宏司 56 0.6 34.7 0.8 456 -6 (美) 尾関知人 ゼンノロブロイ 4 3中3 山吹賞500* 2200 3 4 33.3 三浦皇成 56 7 2
110430 1 ウインバリアシオン 3 6 安藤勝己 56 18 -0.1 33.6 0.8 500 -6 (栗) 松永昌博 ハーツクライ 8 2中4 弥生賞G2 2000 6 7 34.3 福永祐一 56 11 7
2 ショウナンパルフェ 3 4 蛯名正義 56 0.1 34.2 0.3 502 0 (美) 二ノ宮敬 アグネスタキオン 5 2阪1 スプリンG2 1800 6 6 35.1 蛯名正義 56 18 1
3 トーセンレーヴ 3 1 ウィリア 56 0.2 33.9 0.7 460 -2 (栗) 池江泰寿 ディープインパクト 5 2阪2 毎日杯G3 1800 1 3 34.3 リスポリ 56 18 14
人気 着別度数 勝率連対率複勝率
1番人気3-2-4-1/1030.0%50.0%90.0%
2番人気0-0-1-9/100.0%0.0%10.0%
3番人気1-0-1-8/1010.0%10.0%20.0%
4番人気1-4-1-4/1010.0%50.0%60.0%
5番人気1-1-1-7/1010.0%20.0%30.0%
6番人気2-0-0-8/1020.0%20.0%20.0%
7番人気1-1-0-8/1010.0%20.0%20.0%
8番人気0-0-1-9/100.0%0.0%10.0%
9番人気0-1-0-9/100.0%10.0%10.0%
10番人気1-1-0-8/1010.0%20.0%20.0%
11番人気0-0-0-10/100.0%0.0%0.0%
12番人気0-0-0-10/100.0%0.0%0.0%
13番人気0-0-1-8/90.0%0.0%11.1%
14番人気0-0-0-8/80.0%0.0%0.0%
15番人気0-0-0-8/80.0%0.0%0.0%
16番人気0-0-0-8/80.0%0.0%0.0%
17番人気0-0-0-7/70.0%0.0%0.0%
18番人気0-0-0-6/60.0%0.0%0.0%
前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率
弥生賞G23-1-0-8/1225.0%33.3%33.3%
アザレア500*3-0-1-4/837.5%37.5%50.0%
大寒桜賞500*1-3-2-3/911.1%44.4%66.7%
山吹賞500*1-2-1-13/175.9%17.6%23.5%
スプリンG21-1-0-10/128.3%16.7%16.7%
水仙賞500*1-0-0-5/616.7%16.7%16.7%
ゆきやな500*0-1-0-6/70.0%14.3%14.3%
京成杯G30-1-0-2/30.0%33.3%33.3%
ゆきやな・1勝0-1-0-1/20.0%50.0%50.0%
ゆりかも500*0-0-1-2/30.0%0.0%33.3%
前確定着順 着別度数 勝率連対率複勝率
前走1着5-6-6-47/647.8%17.2%26.6%
前走2着0-2-0-17/190.0%10.5%10.5%
前走3着2-0-2-14/1811.1%11.1%22.2%
前走4着0-1-1-11/130.0%7.7%15.4%
前走5着0-0-0-6/60.0%0.0%0.0%
前走6~9着3-1-1-30/358.6%11.4%14.3%
前走10着~0-0-0-11/110.0%0.0%0.0%
単勝オッズ 着別度数 勝率連対率複勝率
1.5~ 1.91-0-0-1/250.0%50.0%50.0%
2.0~ 2.91-1-2-0/425.0%50.0%100.0%
3.0~ 3.90-1-1-2/40.0%25.0%50.0%
4.0~ 4.92-0-1-8/1118.2%18.2%27.3%
5.0~ 6.91-1-2-4/812.5%25.0%50.0%
7.0~ 9.90-1-0-7/80.0%12.5%12.5%
10.0~14.93-3-2-13/2114.3%28.6%38.1%
15.0~19.90-1-0-10/110.0%9.1%9.1%
20.0~29.91-0-1-11/137.7%7.7%15.4%
30.0~49.90-2-0-13/150.0%13.3%13.3%
50.0~99.91-0-1-22/244.2%4.2%8.3%
騎手 着別度数 勝率連対率複勝率
蛯名正義3-2-0-3/837.5%62.5%62.5%
内田博幸1-0-0-8/911.1%11.1%11.1%
吉田豊1-0-0-6/714.3%14.3%14.3%
横山典弘1-0-0-6/714.3%14.3%14.3%
M.デム1-0-0-2/333.3%33.3%33.3%
川田将雅1-0-0-1/250.0%50.0%50.0%
ヒューイ1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
安藤勝己1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
ルメール0-1-1-2/40.0%25.0%50.0%
石橋脩0-1-0-6/70.0%14.3%14.3%
枠番 着別度数 勝率連対率複勝率
1枠1-1-1-15/185.6%11.1%16.7%
2枠2-3-0-13/1811.1%27.8%27.8%
3枠1-0-2-15/185.6%5.6%16.7%
4枠2-2-1-14/1910.5%21.1%26.3%
5枠2-0-4-14/2010.0%10.0%30.0%
6枠1-2-0-17/205.0%15.0%15.0%
7枠1-2-1-22/263.8%11.5%15.4%
8枠0-0-1-26/270.0%0.0%3.7%
前走脚質 着別度数 勝率連対率複勝率
3F 1位3-4-5-36/486.3%14.6%25.0%
3F 2位5-0-0-22/2718.5%18.5%18.5%
3F 3位0-2-3-20/250.0%8.0%20.0%
3F ~5位2-1-1-23/277.4%11.1%14.8%
3F 6位~0-3-1-35/390.0%7.7%10.3%
脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率
平地・逃げ1-1-0-8/1010.0%20.0%20.0%
平地・先行1-4-0-28/333.0%15.2%15.2%
平地・中団5-3-10-54/726.9%11.1%25.0%
平地・後方2-2-0-46/504.0%8.0%8.0%
平地・マクリ1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率
420~439kg0-1-0-5/60.0%16.7%16.7%
440~459kg0-1-3-21/250.0%4.0%16.0%
460~479kg2-2-3-48/553.6%7.3%12.7%
480~499kg5-3-4-34/4610.9%17.4%26.1%
500~519kg3-2-0-22/2711.1%18.5%18.5%
520~539kg0-1-0-6/70.0%14.3%14.3%
斤量 着別度数 勝率連対率複勝率
55.5~57kg10-10-10-136/1666.0%12.0%18.1%
種牡馬 着別度数 勝率連対率複勝率
ディープインパクト3-2-6-22/339.1%15.2%33.3%
ハーツクライ2-0-1-10/1315.4%15.4%23.1%
キングカメハメハ1-1-0-12/147.1%14.3%14.3%
ステイゴールド1-1-0-4/616.7%33.3%33.3%
ルーラーシップ1-0-0-4/520.0%20.0%20.0%
シンボリクリスエス1-0-0-5/616.7%16.7%16.7%
オルフェーヴル1-0-0-3/425.0%25.0%25.0%
ゼンノロブロイ0-2-1-4/70.0%28.6%42.9%
ノヴェリスト0-1-0-1/20.0%50.0%50.0%
アグネスタキオン0-1-0-1/20.0%50.0%50.0%

1番人気は抜群の安定感だが、2、3番人気は不調

平均配当は馬連が6845円とやや荒れ気味で、3連単は10万2679円。3連単は10万円以下が6回、10万円台が3度で、堅く決まることが多い。1番人気【3.2.4.1】は複勝率90%と堅実で、唯一馬券圏外だった13年のレッドレイヴンは11月以来の休み明けだった。2番人気【0.0.1.9】と3番人気【1.0.1.8】の成績は良くない。1番人気を軸に、手広く流すのがオススメ。

ディープインパクトなどサンデー系が中心

種牡馬別の成績ではサンデーサイレンス系【7.6.8.73】が圧倒的に好成績を残しており、馬券圏内30頭中21頭を占めている。なかでもディープインパクト産駒【3.2.6.22】は11頭も馬券に絡んでおり、複勝率は33.3%と高い。今年も中心になりそうだ。なお、母父はストームバード系【3.2.0.3】の成績が良い。

1勝クラスの芝2200~2400mを勝った馬

ステップレースは以前は弥生賞【3.1.0.8】やスプリングS【1.1.0.10】など、皐月賞トライアル組が中心だったが、最近はあまり馬券に絡んでいない。近年は1勝クラスの特別組の活躍が目立っており、とくに阪神芝2400mのアザレア賞【3.0.1.5】、中京芝2200mの大寒桜賞【1.3.2.5】の成績が良い。最近5年では1~3着馬15頭中9頭が1勝クラスの芝2200~2400mのレースを使っており、7頭が勝利していた。

レース間隔が極端な場合は消し

前走からのレース間隔別の成績は、中2週以下の強行軍【0.0.0.16】は全滅だった。中9週以上の休み明け【0.1.3.17】は3着は多いが、連対する馬はほとんどいなかった。このレースに狙いを定めてしっかりとローテーションを組んだ中3週【4.2.2.32】と中4~8週【6.7.5.71】以外は、割り引いて考えたい。

ウッドコースでラスト3ハロン39秒を切った馬

好走馬が多かったのは美浦南W組【5.3.4.42】、栗東CW組【4.2.3.19】、栗東坂路組【1.4.2.48】の3つで、中でも栗東CW組は複勝率32.1%と群を抜いていた。  ウッドコース組の傾向を調べた。ラスト3ハロンが38秒9以下【7.4.4.22】だと複勝率40.5%と成績がよく、39秒以上【2.1.3.39】は成績が今ひとつ悪かった。ウッドコースでラスト3ハロンの速い馬を狙おう。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。

アウスヴァール 古川吉洋

調教状態

今週はシャープに伸びて追走先着。意欲的に調整されて動きに切れが出てきた印象。馬体も引き締まり、バランスが良くなってきた。

アオイショー 大野拓弥

調教状態

先週南Wで追い切り、今週は早い時間帯に坂路の外。前半セーブ気味も気合を表に出して、弾むような走り。終いの伸びも上々。

厩舎コメント

(コース、距離不問)中舘師――予定通りの調整ができたし、いい状態で出走できる。攻め馬の感じから左回りでも問題ないし、距離もこなしてくれるはず。まだこれからの馬だが、ここでどんな競馬をしてくれるか楽しみもある。

アランデル 横山武史

調教状態

道中の行きっぷりは抜群だが、手前の替え方はぎこちなくて頭を上げる場面。迫力は十分だが、幼さが残る点は少し気になる。

キングストンボーイ C.ルメール

調教状態

追走して内に潜り込み、先行した古馬をアオる勢い。馬体に幅が出たような感じで、頼りなさもなくなってきた。休養効果は十分。

厩舎コメント

(好勝負)津曲助手――共同通信杯はゲートから行き脚がつかず、後方からの競馬になったが、ラストはしっかり伸びて差を詰めていた。心肺機能が良くて折り合いもつく。距離延長に不安はない。好勝負になる。

グレアリングアイ 内田博幸

調教状態

少しバランスの悪いフットワークで、直線入り口で少し促される感じに。迫力は満点だが、まだ良くなる余地は残しているか。

スワーヴエルメ 柴田善臣

調教状態

3頭併せの真ん中で最後まで抑え切れない手応え。機敏な脚捌きで、馬体も引き締まってきた。反動はなく、むしろ、気配は上向き。

タガノカイ 石川裕紀人

調教状態

先週は51秒台で先着したし、今週は馬なりでラスト12秒1。動きの良さがなかなか実戦に結びつかないが、今回も動きは文句なし。

テーオーロイヤル 菱田裕二

調教状態

2週続けて馬なりで12秒1。まだビシビシとはやれていないが、動きが素軽く、好気配。

テンカハル 坂井瑠星

調教状態

上がり重点の稽古ながらバネを感じさせる走りで素軽さ十分。デキは良さそうだ。

ノースブリッジ 横山和生

調教状態

丹念に乗り込まれて、今週も自然と速い時計が出るような感じ。バランスのいいフットワークで、推進力は抜群。態勢は万全だろう。

厩舎コメント

(クリアしたい)奥村武師――両前の挫跖が判明したあとは、ここに備えてじっくり乗り込んできた。追い切りは予定より速い時計になったが、セーブしても動いてしまう。たまたまスピードの違いで逃げて勝っているが、控えても折り合いはつくので、距離は保つと思う。何とかクリアしてほしい。

バーボンハイボール 丸山元気

調教状態

動きが目立たない。間隔を詰めて使われているので上積みも感じられない。気配平凡。

マテンロウエール 横山典弘

調教状態

ビシッと追ってはいないが、併せ馬で熱心に乗り込まれており、動きも軽快。馬体も引き続き良く見せる。体調面では不安なし。

モンテディオ 池添謙一

調教状態

スリムな体形。池添騎手が騎乗し3週連続で時計を出す熱心な乗り込み。気配上々。

リーブルミノル 三浦皇成

調教状態

今週は追い出されると力強く伸びて先着。コンスタントに使われているが、調整も実に熱心。元気一杯という感じで引き続き好調。

厩舎コメント

(コース合いそう)本田師――前走は前に壁を置く形で、最後はしっかりと脚を使えたね。前走のダメージは少なかったし、この東京コースも合いそうだね。

レインフロムヘヴン 石橋脩

調教状態

この中間は反抗するような面はなく、追い切りでも最後まで集中して走れていた。脚捌きは力強さ満点。徐々に成長している印象。

厩舎コメント

(適性はある)堀師――在厩続戦ですが、1週前に追ったあと、この馬としては落ち着いていました。直前の追い切りはテンに掛かる気性のコントロールを目的としましたが、石橋脩騎手は「先週より良くなった」と言っていましたし、太め感もなく、緩さも解消されています。長距離適性はあるので、あとは自分との戦いですが、チャンスはあると思っています。

レッドヴェロシティ M.デムーロ

調教状態

3頭併せの真ん中で少しズブさは見せたが、ゴール前は内外とも見劣りのない伸び脚。馬体は目立つほどで、気配は悪くない。

ワンダフルタウン 和田竜二

調教状態

先週にCWで78秒8の好時計。久々でも太め感はないし、攻め量も足りている。

厩舎コメント

(態勢整う)高橋忠師――爪を痛めたので放牧に出ていたけど、乗り込んで太め感もないし、先週のひと追いでほぼ態勢は整った。実戦に行っていい馬。次につながる走りをしてほしい。

ワンデイモア 田辺裕信

調教状態

馬体を大きく見せており、先行していたとはいえ、パワフルな走りで、最後までカレンブーケドールに食い下がるような動き。

厩舎コメント

(終い生きれば)国枝師――緩さがあるし、体形的にも距離は長い方が良さそう。前走はスローの決め手勝負になって流れも向かなかった。稽古は動かないのであんなもの。ペースが流れて終いが生きるといいね。

 過去10年の優勝馬のステップはディープインパクト記念組→3頭、スプリングS組→1頭、1勝クラス芝2200~2400m組→6頭で、集約すれば、皐月賞を見送ってここに備えていた馬と新興勢力との争いになる。それは、ポテンシャルの高い馬VS距離適性に優れる馬に置き換えることができる。今年は意外と難解だ。

管理人の予想印

◎アオイショー

3戦2勝はいずれも上がり600m最速で、ホープフルS7着は上がり最速タイだった。山吹賞→青葉賞→ダービーで好走した馬にシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、アポロソニックがいるが、これらに続く可能性も秘める。

○リーブルミノル

アザレア賞は近年の主流ステップになりつつあり、そこを完勝。インで恵まれた面はあったにせよ、終盤のラップとタイムは水準以上。キャリアの多さが懸念材料だが、使って使って良くなるタイプはいる。

▲キングストンボーイ

言わずもがな、今年の共同通信杯はハイレベル。無難な本命馬になり得る。ダービー2着のエポカドーロの半弟だが、母は短距離馬で、距離適性に関してはやってみないと分からない部分もある。

◇ノースブリッジ

2戦2勝。逃げ馬が上がり最速だから、桁違いに強い内容で、特に前走はタイムも速く、派手な勝ち方だった。入念な攻め過程から、休み明けの不安はないとみるが、距離に関しては半信半疑だ。

◎ アオイショー
○ リーブルミノル
▲ キングストンボーイ
◇ ノースブリッジ
△1 モンテディオ
△2 レッドヴェロシティ
△3 ワンダフルタウン
△4 レインフロムヘヴン

買い目

単複

馬単

軸6、15
相手2、3、6、7、10、15、16、18

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