2019年9月8日(日)阪神10Rムーンライトハンデキャップの有力馬情報
インビジブルレイズ 人気薄なら穴馬として狙い目
近4走の成績は停滞しているが、阪神の中距離は得意なので問題ない。前走の1800mで感覚を掴んでいるため、仕掛けどころも熟知しているだろう。天候の心配もあるが、レース展開を見ながら判断して欲しい。父はハーツクライ。祖父はサクラバクシンオーのため、距離的性は申し分ない。外からの差しが利くので、直線に入れば先頭集団を追い抜けるはず。川又への乗り替わりで、どんな競馬になるか楽しみだ。
ヒストリア 調教を重ねてきた根性を見せる
ジューンSは不良馬場だったこともあり、実力が奮わず8着。重馬場は得意ではないため天候に注意したいが、東京コースで成績を残しているヒストリアは、阪神外回りの1800mに充分な力を持っているだろう。父はハーツクライ。そのため距離適性も心配されるが、スタミナ勝負なら間違いなくこの馬を狙える。前走は途中で後退しただけに今回の人気にも影を落としているが、末脚を炸裂させて後方から攻めてくるはずだ。
レッドガラン 大器晩成の4歳馬が登場
3歳未勝利戦からのデビューだが、順調に経験を積んで成長している。今週は坂路で軽く流した程度だが、仕上がりも良く心配もない。父はロードカナリア。母のダンスオンザルーフは未勝利馬だが、今回の斤量負担55kgを踏まえると前走より走りやすいだろう。輸送疲れもないので、スピードある脚運びを披露してくれるはずだ。馬場状態も気になるが、レッドガランなら中団まで折り合いをつけても大丈夫。福永とのコンビでゴールへ突き抜けるられる。
ワイプティアーズ 重馬場にもチャンスあり
外からの競馬で上がってきたが、垂水Sは惜しくも2着。飛びぬけたレース成績とは言えないが、ワイプティアーズは阪神と相性が良い。コンビを組む和田との相性も良く、重馬場でも何の問題もない。父はダイワメジャー。そのため距離適性は文句なし。枠順に関係なく走るため、ムーンライトHは活躍できるだろう。前走のように後方から伸びることができれば、今回の勝利も堅いはずだ。変わりやすい天候になるので、馬場状態と相談しながら流れに乗ってもらいたい。
結論
阪神芝1800mは外回りで直線が長い。そのためスタートからペースも緩くなりがちで、レッドガランやワイプティアーズに有利だ。ヒストリアは経験値が高いため、外を回らされたとしても末脚を使えるだろう。インビジブルレイズは、阪神コースでこそ脚力を活かせる。3コーナーから4コーナーのカーブが長いので、他の馬の動向を伺いならどの辺りで仕掛けるかがポイントだ。