2025年小倉牝馬ステークス過去データと予想分析

第1回 小倉牝馬S(G3)
2025年1月25日(土)小倉競馬場 芝2000m
この時期に開催されていた牝馬限定のG3ハンデ戦、芝2000mの愛知杯から、競走名を変更して行われる小倉牝馬S。小倉競馬場の芝2000mで行われる。昨年1月に行われた愛知杯は、ミッキーゴージャスが1番人気に応えて勝利した。第1回の小倉牝馬Sを制するのはどの馬か? 1月に開催されていた愛知杯の過去9回のデータからレースの傾向を占う。
1番人気を軸に、6、8番人気あたりが面白い
平均配当は馬連が7510円、3連単は17万835円。1番人気【3.1.1.4】は複勝率55.6%とまずまずだが、2番人気【1.0.2.6】と3番人気【0.1.0.8】はイマイチ。6番人気【1.1.2.5】や8番人気【2.1.1.5】が複勝率44.4%と好調。1番人気を軸に、6番人気以下を押さえるのがよいかも。
人気の4歳と人気薄の5歳が狙い目
年齢別の成績を見てみよう。4歳【3.2.2.24】と5歳【4.4.4.42】が複勝率22%台で互角。6歳【1.3.2.41】は同12.8%と不振で、7歳以上【1.0.1.10】もイマイチ。4、5歳が中心だ。
4歳は1~4番人気【3.2.2.7】は複勝率50%と安定しているが、5番人気以下【0.0.0.17】が全滅。逆に5歳は1~4番人気【1.0.2.16】は複勝率15.8%と不振で、5番人気以下【3.4.2.26】が複勝率25.7%とまずまず。
【年齢別成績(愛知杯の過去9回)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 3-2-2-24 9.7% 16.1% 22.6%
5歳 4-4-4-42 7.4% 14.8% 22.2%
6歳 1-3-2-41 2.1% 8.5% 12.8%
7歳以上 1-0-1-10 8.3% 8.3% 16.7%
前走はターコイズSか条件戦
前走のレース別の成績では、ターコイズS組【2.2.0.11】が連対率26.7%と好調。条件戦の3勝クラス組【3.1.3.29】や2勝クラス組【0.2.0.9】も結果を出している。G1の秋華賞組【2.0.0.9】とエリザベス女王杯組【1.2.2.18】はまずまずだが、G2組【0.0.0.4】は不調。
【主な前走のレース別成績(愛知杯の過去9回)】
前走 成績 勝率 連対率 複勝率
ターコイズS 2-2-0-11 13.3% 26.7% 26.7%
秋華賞 2-0-0-9 18.2% 18.2% 18.2%
エリザベス女王杯 1-2-2-18 4.3% 13.0% 21.7%
3勝クラス 3-1-3-29 8.3% 11.1% 19.4%
マーメイドS 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
2勝クラス 0-2-0-9 0.0% 18.2% 18.2%
中日新聞杯 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
新潟牝馬 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
ディセンバーS 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
万葉S 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
天皇賞秋 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
美浦南Wでラスト1ハロンの遅い馬
過去10年の愛知杯の調教パターンの傾向を探った。コース別の成績では美浦南W組【3.2.2.25】複勝率21.9%と栗東CW組【4.1.2.29】複勝率19.4%が中心。坂路組は好走確率がよくなかった。
美浦南W組のラスト1Fのタイム別成績を調べたところ、12秒2以下だった馬【0.0.0.11】が全滅で、12秒3以上【3.2.2.14】は複勝率33.3%と好調だった。美浦南Wでラスト1ハロンが遅い馬を狙おう。
【追い切りコース別の成績(愛知杯の過去10回)】
場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 2-5-4-55 3.0% 10.6% 16.7%
CW 4-1-2-29 11.1% 13.9% 19.4%
芝 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7%
美浦 南坂路 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
南W 3-2-2-25 9.4% 15.6% 21.9%
その他 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
【美浦南W組のラスト1Fのタイム別成績(愛知杯の過去10回)】
タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
~12秒2 0-0-0-11 0.0% 0.0% 0.0%
12秒3~ 3-2-2-14 14.3% 23.8% 33.3%
2025年小倉牝馬S(G3)予想
管理人の予想印
◎ コスタボニータ
○ アリスヴェリテ
▲ シンティレーション
△ キミノナハマリア
× オーロラエックス
× フェアエールング
× コガネノソラ
◎コスタボニータは同舞台の昨年の愛知杯(小倉・芝二千)では3着と好走。昨春の福島牝馬S(芝千八)では重賞制覇している。昨秋の府中牝馬S(東京・芝千八)で11着、エリザベス女王杯(京都・芝2200)では9着も実績は上位でここなら巻き返すチャンスは十分ある。
○は(71)のアリスヴェリテ。単勝評価を上げている。昨年のマーメイドS(京都・芝二千)で重賞初制覇し、海外遠征だったBCディスタフ(米国・ダ千八)では4着と健闘。得意の小倉で、ハンデ戦のここはスピード生かせる展開となれば勝機ある。
▲はシンティレーション。配当妙味は十分。オープン入り後の府中牝馬S(東京・芝千八)では2着と連対、前走のエリザベス女王杯(京都・芝2200)では10着に敗れるも末が生きる展開となれば逆転の目もある。
△はキミノナハマリア。前々走の札幌日経オープン(芝2600)では3着、前走のエリザベス女王杯(京都・芝2200)では11着だった。小倉は緒戦も能力上位で道悪もこなせるのはプラス材料。展開次第では上位にぎわす。
以下オーロラエックス、フェアエールングまで押さえる。
買い目
馬連
16⇒17、7、6、12、3、14
17⇒7、6、12、3、14
3連複
軸16
相手17、7、6、12、3、14
3連単
1着 16、17
2着・3着
16、17、7、6、12、3