2021年福島牝馬ステークス過去データと予想分析

馬ランド、無料競馬予想記事
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福島牝馬ステークスは名前の通り福島競馬場で行われるJRA主催のGⅢ重賞レース。2021年度の福島牝馬ステークスは2月に起きた地震の影響で新潟競馬場で開催される。出走条件はサラ系4歳以上牝馬。GⅠのヴィクトリアスマイルの前哨戦としての位置づけとしても知られている。そのため、福島牝馬ステークス本レースでは1着馬に、馬地方競馬所属馬は2着までヴィクトリアスマイルへの優先出走権が与えられる。大ざっぱに過去レースの傾向を見ると、実力馬・人気馬が順当勝ちしているイメージ。地方競馬から勝ち上がってくる馬もいるが本命馬強しといったところか。とはいっても、2020年のレースは3番人気のフェアリーポルカが勝ったのは順当とも言えるが2番3番がそれぞれ13番人気15番人気の大波乱。今回は新潟競馬場で行われる。コースも当然違う。過去に1レース福島牝馬ステークスが新潟競馬場で行われている。コースとしては1.2周走って4角ある福島牝馬ステークスと違って新潟芝1800は2角しかない直線コース。このあたりもしっかりと考慮したいところ。直線が長いのでコース取りが緩やかで内と外の有利不利が無いように思えるが、データは外枠有利と出ている。このあたりも考えどころ。

日付 単勝配当 複勝配当 枠連 馬連 馬単 3連複 3連単
2020年 540円 270円 2,700円 21,670円 30,050円 641,600円 2,278,000円
2019年 600円 140円 860円 890円 2,060円 980円 6,670円
2018年 1,630円 380円 2,950円 3,070円 7,890円 7,700円 63,340円
2017年 670円 200円 1,550円 3,170円 6,480円 3,600円 24,790円
2016年 5,310円 820円 1,600円 11,130円 28,630円 84,650円 735,970円
2015年 740円 330円 1,520円 6,490円 11,670円 153,060円 599,360円
2014年 900円 290円 1,430円 1,440円 3,470円 45,330円 238,230円
2013年 260円 130円 670円 830円 1,360円 11,750円 41,730円
2012年 300円 140円 790円 1,100円 1,920円 2,540円 10,850円
2011年 1,630円 530円 2,260円 5,750円 12,480円 14,380円 96,220円

過去配当金

過去10年の配当金を単勝で見るとそれほど波乱のない印象。それでも、2018年と2016年は単勝配当が1000円を超えている。特に2016年は5310円という高配当。このレースは15番人気のマコトブリジャールが1馬身以上の差をつけて圧勝。こういったレースがあるから競馬はわからない。2020年でも単勝の配当金は540円ながら、馬連は21,670円、三連単は2,278,000円という大荒れの展開となった。このときは、3番人気のフェアリーポルカが1着になるのはわかるとしても、2番3番がそれぞれ13番15番人気という大波乱。これを三連単で当てるのは難しい。特に15番人気のランドネが上位に入るイメージがわかない。それでも、配当金を見るとなんと夢のあることか。上位人気馬を勝っても当たらない時はあるが確率を信じるか、下位馬にかけるか。下位馬にかけるとしても、それなりの理由付けはほしいところ。新潟芝1800mであることも考慮。角2つで直線が極端に長い高速レースになる。

日付 着順 馬名S 性別 年齢 人気 騎手 斤量 頭数 距離 馬場状態 着差 上り3F 上3F地点差 馬体重 馬体重増減 所属 調教師 種牡馬 間隔 前走開催 前走レース名 前走着順 前芝・ダ 前距離 前走馬場状態 前走人気 前走上り3F 前騎手 前走斤量 前走頭数 前走馬番 前走着差タイム
200425 1 フェアリーポルカ 4 3 和田竜二 54 16 芝1800 -0.1 34.5 0.9 492 -4 (栗) 西村真幸 ルーラーシップ 6 2中5 中山牝馬HG3 1 1800 3 37.1 和田竜二 52 16 3 -0.1
2 リープフラウミルヒ 5 13 丹内祐次 0.1 35 0.5 424 0 (美) 相沢郁 ステイゴールド 2 3中6 美浦S・3勝 3 1800 5 34.4 ヒューイ 55 9 6 0.1
3 ランドネ 5 15 西村淳也 0.3 35.7 0 522 4 (栗) 角居勝彦 Blame 14 1小1 愛知杯HG3 16 2000 12 40.4 吉田隼人 53 16 10 3.7
190420 1 デンコウアンジュ 6 4 柴田善臣 10 -0.4 33.8 0.4 458 -2 (栗) 荒川義之 メイショウサムソン 6 2中5 中山牝馬HG3 4 1800 12 34.8 蛯名正義 54 14 10 0.1
2 フローレスマジック 5 1 石橋脩 0.4 34.5 0.1 476 -6 (美) 木村哲也 ディープインパクト 6 2中5 中山牝馬HG3 5 1800 7 35.3 石橋脩 53 14 11 0.1
3 ダノングレース 4 2 蛯名正義 0.6 34.4 0.4 422 -10 (美) 国枝栄 ディープインパクト 10 1東6 初音S1600 1 1800 6 33.7 蛯名正義 54 15 6 0
180421 1 キンショーユキヒメ 5 7 秋山真一 12 0 35.4 0.7 512 0 (栗) 中村均 メイショウサムソン 6 2中5 中山牝馬HG3 7 1800 8 35.1 蛯名正義 53 14 5 0.5
2 カワキタエンカ 4 1 池添謙一 0 36.1 0 458 -2 (栗) 浜田多実 ディープインパクト 6 2中5 中山牝馬HG3 1 1800 6 35.4 池添謙一 53 14 14 -0.1
3 デンコウアンジュ 5 4 蛯名正義 0.1 35.7 0.5 450 -14 (栗) 荒川義之 メイショウサムソン 2 2阪5 阪神牝馬G2 11 1600 10 33.7 蛯名正義 54 13 5 0.6
170422 1 ウキヨノカゼ 7 3 吉田隼人 16 0 35.3 0.8 482 -6 (美) 菊沢隆徳 オンファイア 6 2中6 中山牝馬HG3 6 1800 10 33.5 田辺裕信 55 16 10 0.2
2 フロンテアクイーン 4 4 北村宏司 0 35.5 0.6 462 0 (美) 国枝栄 メイショウサムソン 6 2中6 中山牝馬HG3 8 1800 4 34.3 北村宏司 53 16 14 0.3
3 クインズミラーグロ 5 1 武豊 0.1 35.2 1 458 -12 (美) 和田正道 マンハッタンカフェ 6 2中6 中山牝馬HG3 3 1800 7 34.3 蛯名正義 52 16 1 0.1
160423 1 マコトブリジャール 6 15 北村友一 -0.2 34.5 0.1 402 -4 (栗) 鮫島一歩 ストーミングホーム 14 1名1 愛知杯HG3 18 2000 17 37.6 秋山真一 53 18 13 1.8
2 シャルール 4 1 横山典弘 0.2 34.2 0.6 454 4 (栗) 松永幹夫 ゼンノロブロイ 11 1東3 初音S1600 1 1800 2 33.6 横山典弘 54 14 1 -0.3
3 オツウ 6 13 加藤祥太 0.2 34.8 0 498 -6 (栗) 須貝尚介 ハーツクライ 4 2阪2 六甲S 12 1600 7 34.7 川田将雅 54 16 10 0.7
150425 1 スイートサルサ 5 3 田中勝春 0 34.9 0.5 468 (美) 菊川正達 デュランダル 6 2中6 中山牝馬HG3 1800 田中勝春 54 15 12 ----
2 リラヴァティ 4 9 丸山元気 53 0 35.3 0.1 450 -12 (栗) 石坂正 ゼンノロブロイ 4 2阪2 四国新聞1000 1 2000 2 35.3 松山弘平 55 7 6 -0.1
3 メイショウスザンナ 6 13 松田大作 54 0.1 35 0.5 472 14 (栗) 高橋義忠 アグネスデジタル 13 1京8 京都牝馬G3 9 1600 11 34.2 丸田恭介 54 18 1 0.8
140426 1 ケイアイエレガント 5 5 吉田豊 0 35.2 0 518 -8 (美) 尾形充弘 キングカメハメハ 6 2中6 中山牝馬HG3 2 1800 10 36.3 吉田豊 53 16 13 0.2
2 キャトルフィーユ 5 2 後藤浩輝 0 34.9 0.3 462 -4 (栗) 角居勝彦 ディープインパクト 6 2中6 中山牝馬HG3 2 1800 4 35.8 後藤浩輝 52 16 14 0.2
3 フィロパトール 5 16 津村明秀 53 0.2 35.3 0.1 468 8 (美) 武藤善則 ジャングルポケット 5 1阪8 但馬SH1600 11 2000 5 37.7 菱田裕二 52 13 8 1.4
130420 1 オールザットジャズ 5 1 C.デム 54 15 0 34.5 1.8 466 -4 (栗) 角居勝彦 タニノギムレット 6 2中6 中山牝馬HG3 3 1800 1 34.8 C.デム 56 16 16 0.2
2 マイネイサベル 5 3 松岡正海 56 0 34.3 2 484 14 (美) 水野貴広 テレグノシス 6 2中6 中山牝馬HG3 1 1800 6 34.3 松岡正海 56 16 11 -0.1
3 ピュアブリーゼ 5 10 古川吉洋 53 0.1 34.9 1.5 470 2 (美) 古賀慎明 Monsun 17 5中9 クリスマ1600 6 2200 9 38.1 田辺裕信 55 16 12 1.1
120421 1 オールザットジャズ 4 1 藤岡佑介 54 16 -0.2 34.7 0.8 444 4 (栗) 角居勝彦 タニノギムレット 6 2中6 中山牝馬HG3 2 1800 7 35.3 藤岡佑介 53 16 7 0.1
2 コスモネモシン 5 4 丹内祐次 0.2 34.3 1.4 462 -6 (美) 清水英克 ゼンノロブロイ 6 2中6 中山牝馬HG3 6 1800 5 36.2 丹内祐次 55 16 13 0.5
3 アカンサス 4 2 武豊 0.3 34.4 1.4 438 -2 (美) 畠山吉宏 フジキセキ 6 2中6 中山牝馬HG3 8 1800 3 36.4 内田博幸 53 16 2 0.8
110423 1 フミノイマージン 5 9 太宰啓介 -0.3 33.3 0.7 474 0 (栗) 本田優 マンハッタンカフェ 3 2阪3 中山牝馬HG3 2 1800 14 34.2 小林徹弥 51 18 12 0.4
2 コスモネモシン 4 5 丹内祐次 0.3 33.9 0.4 452 6 (美) 清水英克 ゼンノロブロイ 3 2阪3 中山牝馬HG3 3 1800 13 35 松岡正海 55 18 4 0.5
3 ソウルフルヴォイス 4 3 勝浦正樹 53 0.6 33.4 1.2 442 8 (美) 田村康仁 キングカメハメハ 5 1阪7 但馬SH1600 4 2000 4 33.8 蛯名正義 54 16 5 0.2

過去レース結解説

過去配当金を見ると、単勝については波乱が少ない印象の福島牝馬ステークスだが、連単を見ると下位人気馬がかなり食い込んできている傾向。牝馬限定であることや年齢制限が4歳以上と緩いこと、そしてローカルG3ということを考えると波乱傾向は強い。福島競馬場の芝1,800では、1.2周走ることになり、スタート直後とラストは上り坂の直線となる。ここの判断が難しい。出走馬の前歴もローカル競馬が多く、たまにキラ星のごとく快走する馬もいる。単勝だけに絞ると、やはり重賞経験の多い人気馬が順当に勝つイメージ。4月の福島競馬場は良馬場であることが多かったが、今回のレースは新潟競馬場で行われる。当日の天候にもしっかり注意を払いたい。重馬場となる場合の対策も。コース内容も劇的に変わる。角の走りが強い馬よりも直線が強い馬が有利。レースの成り立ちから見てもGⅠへのステップアップレースの位置づけなので、過去レースも重賞レースで実績をあげている馬を中心に選びたい。また、4歳馬の上り調子の馬のチェックも忘れずに。全レースとの間隔は馬の特性によるのでそれほど参考にならない。ただし、レース成績の悪い馬は排除していいかも。

人気 着別度数 勝率連対率複勝率
1番人気2-3-1-4/1020.0%50.0%60.0%
2番人気0-1-2-7/100.0%10.0%30.0%
3番人気3-1-1-5/1030.0%40.0%50.0%
4番人気1-2-1-6/1010.0%30.0%40.0%
5番人気1-1-0-8/1010.0%20.0%20.0%
7番人気1-0-0-9/1010.0%10.0%10.0%
9番人気1-1-0-8/1010.0%20.0%20.0%
10番人気0-0-1-9/100.0%0.0%10.0%
13番人気0-1-2-5/80.0%12.5%37.5%
15番人気1-0-1-6/812.5%12.5%25.0%
16番人気0-0-1-6/70.0%0.0%14.3%

人気別解説

過去10レースでは、1番人気【2-3-1-4/10】勝率20%、3番人気【3-1-1-5/10】勝率30%。1番人気と3番人気で勝率が50%になっている。2番人気の【0-1-2-7/10】勝率0%はご愛敬だが、勝ちたいのであれば3番人気までで攻めたい。4番人気以降でも勝ち馬はいるがそれぞれ1頭で勝率も10%となっている。連対率や複勝率を見ても1番人気でそれぞれ、50%と60%、2番人気で40%と50%となっている。やはり他の人気順を見てもダントツであり、3番人気までで組み立てる理由はそこにある。人気下位馬は地方競馬からの出走が多いので、過去レースの成績が良いものが多く、その点で迷うことになるが、地方競馬と重賞レースではレベルが違うこともしっかり考慮したい。ただし、中には地方競馬から駆け上がってくる馬もいるので、そういった目も養うこと。基本的には上位人気馬(重賞馬)を買っておけば問題はない。もちろん、高配当を狙いたいのであれば、この限りではない。1番人気の信頼度は「中」といったところ。

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率
中山牝馬HG39-7-2-50/6813.2%23.5%26.5%
愛知杯HG31-0-1-5/714.3%14.3%28.6%
初音S16000-1-1-2/40.0%25.0%50.0%
美浦S・3勝0-1-0-0/10.0%100.0%100.0%
四国新聞10000-1-0-0/10.0%100.0%100.0%
但馬SH16000-0-2-3/50.0%0.0%40.0%
阪神牝馬G20-0-1-7/80.0%0.0%12.5%
六甲S0-0-1-3/40.0%0.0%25.0%
京都牝馬G30-0-1-2/30.0%0.0%33.3%
クリスマ16000-0-1-0/10.0%0.0%100.0%

前走レース別解説

前走レースを見ると3月に行われる、中山牝馬GⅢが他レースに比べて圧倒的に多い。【9-7-2-50/68】となっている。ただし、中山牝馬は重賞レースではあるが、ヴィクトリアスマイルへの出走条件がない。それでも、前哨戦としての位置づけであり、そのため有力馬が集まるレースでもある。また、福島牝馬へ出走する牝馬が多いことからも、中山牝馬での調子を見て、福島牝馬に出走しそこからヴィクトリアスマイルへの出走条件を勝ち取るプランが透けて見える。また、中山芝1800mと福島芝1800mはどちらも1.2周の右回り。スタート直後とゴール前の上り坂まで似通っている。そういったことから、中山牝馬で上位に付けて福島牝馬に出走する馬はそのまま人気馬となっていた。しかし、今回は新潟競馬場で行われるので、そういったデータはあてにはならないだろう。それでも、今回も中山牝馬からの出走馬の人気は変わらない。コーナーが2角のみの高速レースとなるので、この中でもスプリンタータイプを選びたいところ。

前確定着順 着別度数 勝率連対率複勝率
前走1着1-4-1-16/224.5%22.7%27.3%
前走2着3-1-0-4/837.5%50.0%50.0%
前走3着1-2-1-9/137.7%23.1%30.8%
前走4着1-0-1-13/156.7%6.7%13.3%
前走5着0-1-0-7/80.0%12.5%12.5%
前走6~9着2-2-3-30/375.4%10.8%18.9%
前走10着~1-0-4-40/452.2%2.2%11.1%

前走着順別解説

前走着順別を見てみよう。前走1着【1-4-1-16/22】勝率4.5%と勝率は高くないが、連対率22.7%で複勝率は27.3%とまずまず。それよりも前走2着馬は【3-1-0-4/8】勝率37.5%で連対率と複勝率がともに50%とかなり成績がいい。前走着順別では抜きんでている。分母が少ないのが気になるが、前走3着【1-2-1-9/13】勝率7.7%、連対率23.1%、複勝率30.8%と前走3着までの馬を買うのが定石。もちろん、前走レースの成績が悪くても勝っている馬は過去にもいるが、それでも、データは前走3着までの馬の勝率が50%と弾き出している。よほど、根拠のあるデータでもない限り、前走レースの成績はしっかりとチェックしておきたい。重賞レースといってもグレードⅢなので、前走からそれほど間が開いてない馬を狙いたい。中には毎月走っている馬もいる。レースで調整してくるタイプの馬は芝1800mのレース向きとも言える。

単勝オッズ 着別度数 勝率連対率複勝率
2.0~ 2.91-2-0-1/425.0%75.0%75.0%
3.0~ 3.91-1-2-3/714.3%28.6%57.1%
4.0~ 4.90-1-0-5/60.0%16.7%16.7%
5.0~ 6.93-2-2-8/1520.0%33.3%46.7%
7.0~ 9.92-1-1-10/1414.3%21.4%28.6%
10.0~14.90-1-0-15/160.0%6.3%6.3%
15.0~19.92-1-0-13/1612.5%18.8%18.8%
30.0~49.90-0-2-14/160.0%0.0%12.5%
50.0~99.91-1-1-20/234.3%8.7%13.0%
100.0~0-0-2-12/140.0%0.0%14.3%

オッズ別解説

2020年の福島牝馬ステークスは3番人気のフェアリーポルカが勝ち、オッズは5.4だった。このとき1番人気のエスポワールはオッズ2.8だったが12着に沈んだ。GⅠ出走経験もあり、出走馬の中では実績十分の中での敗退だった。地方競馬でのレースはこうした波乱が起きやすい。ただし、重賞レースの経験のある馬と地方競馬から出てきた馬であれば、重症経験の馬にかけるのは定石。新馬戦から3連勝して上がってくる馬以外は無視して選択肢を狭めることも大切。オッズ別の過去データを検証してみると、単勝オッズ2.0~ 2.9【1-2-0-1/4】勝率25%。分母が小さいのはここまでのオッズが出ることは稀ということ。ここまでのオッズが出れば連対率や複勝率は75%とかなり確率はあがる。単勝オッズ3.0~ 3.9【1-1-2-3/7】勝率14.3%は微妙だが、複勝率は57.1%と高い。単勝オッズが「5.0~ 6.9」「7.0~ 9.9」あたりが分母も大きく勝率もまあまあ。オッズの高さも魅力的であり、このあたりまでで考えたい。これ以上のオッズでも「15.0~19.9」で勝率が12.5%だがこのあたりは確固たる理由付けがほしい。

騎手 着別度数 勝率連対率複勝率
秋山真一1-0-0-3/425.0%25.0%25.0%
和田竜二1-0-0-1/250.0%50.0%50.0%
吉田隼人1-0-0-6/714.3%14.3%14.3%
柴田善臣1-0-0-3/425.0%25.0%25.0%
北村友一1-0-0-1/250.0%50.0%50.0%
藤岡佑介1-0-0-1/250.0%50.0%50.0%
C.デム1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
太宰啓介1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
吉田豊1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
田中勝春1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%

騎手別解説

騎手別で福島牝馬ステークスを判断するのは難しい。というのは、毎年勝利騎手が違っている。ということは、福島牝馬で2勝以上した騎手がこの10年ではいないということ。デムーロのように1度の出走で1着になった騎手は4人。ぶっつけ本番に強いという意味では、デムーロ他、太宰啓介、吉田豊、田中勝春といった4騎手が騎乗すれば期待。他の騎手は複数回福島牝馬に出走して1着となっているが、4度出走した秋山真一騎手【1-0-0-3/4】勝率25%ということで、騎手別過去データとしてはどうか。それでも4度出走しているというのはアドバンテージにはなる。しかし、今回は新潟競馬場での出走となるので、前述したぶっつけ本番に強い4騎手が騎乗すれば注目したいところ。騎手は馬と違って、馬の性格や脚質をしっかり把握したレース展開が身上。直線の長い新潟競馬芝1800mではやる馬をいかに制御するか、あるいはいけるところまでいく大逃げを仕掛けるか、人馬一体のレース展開となることを考えると新潟競馬芝1800は面白い。新潟競馬の場合、デムーロ、吉田の両騎手の勝率が高い。次いで丸山、福永、岩田騎手にも注目。分母数が少ないので次点としているが、福永騎手の馬券率は高いことも申し添えておく。

枠番 着別度数 勝率連対率複勝率
1枠1-1-1-14/175.9%11.8%17.6%
2枠1-0-0-17/185.6%5.6%5.6%
3枠3-2-3-10/1816.7%27.8%44.4%
4枠2-3-0-13/1811.1%27.8%27.8%
5枠1-0-2-16/195.3%5.3%15.8%
6枠1-3-0-15/195.3%21.1%21.1%
7枠1-0-1-18/205.0%5.0%10.0%
8枠0-1-3-16/200.0%5.0%20.0%

枠番別解説

枠番別を考えてみる。4角コーナーのある福島競馬場ではポジション取りを考えると内枠が有利という考えだが、これは初速の早いスプリントタイプの馬に言えること。そう考えると、1枠【1-1-1-14/17】勝率5.9%、2枠【1-0-0-17/18】勝率5.6%と勝率はそれほど良くはない。一方3枠【3-2-3-10/18】勝率16.7%、4枠【2-3-0-13/18】勝率11.1%と、3枠と4枠の勝率が抜きんでている。これは連対率や複勝率を見ても言えることで、枠順を重視するのであれば、3枠4枠を考えたい。もっともそれは脚質も考えてうえでのこと。極端に勝率が悪いのは8枠【0-1-3-16/20】この枠は勝てないと思ったほうがいい。新潟競馬場で考えてみると、左回りで3コーナーの2mのアップダウン以外は平坦。硬い芝は高速決着となる。660mの直線は日本の競馬場でも屈指の長さ。序盤は団子状態になりやすいがその中でのポジション取りは苛烈。それを嫌がって最初から大逃げに走る馬が数頭…こういったレース展開が予想される。基本的には追込み型、そして差せる馬が有利。

前走脚質 着別度数 勝率連対率複勝率
3F 1位3-2-0-12/1717.6%29.4%29.4%
3F 2位0-1-1-10/120.0%8.3%16.7%
3F 3位1-2-0-7/1010.0%30.0%30.0%
3F ~5位2-1-1-14/1811.1%16.7%22.2%
3F 6位~3-4-8-72/873.4%8.0%17.2%

前走3F別解説

3F1位【3-2-0-12/17】勝率17.6%と圧倒的。3F2位【0-1-1-10/12】勝率0%、3位【1-2-0-7/10】10%とまあまあで連対率や複勝率もそれぞれ30%と高い。単純に考えても追込み型と差せる馬が勝っていると見ていい。よほどの脚力がないと大逃げは難しい。特に新潟競馬場で行われるレースということを考えると、直線が長いということでスピードと瞬発力を持っていることが大切。ただし、1800mを最初から最後まで全速では走れない。そのため、序盤は抑え気味のレース展開を予想。ただし、大逃げを仕掛けて3Fで失速しても逃げ切りを図る馬も少なからずいる。追いつけるか、差せるかといった判断は騎手の範疇にもよるが、3Fを最大速度で駆け抜ける馬がやはり競馬の花ともいえるし、3Fの速い馬にかけたいところ。ということで、新潟競馬は末脚勝負になることは間違いなく、その点に注目したい。重馬場になると馬体重にも注意。

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率
平地・逃げ1-1-1-9/128.3%16.7%25.0%
平地・先行3-4-4-27/387.9%18.4%28.9%
平地・中団4-4-2-47/577.0%14.0%17.5%
平地・後方2-1-2-35/405.0%7.5%12.5%
平地・マクリ0-0-1-1/20.0%0.0%50.0%

脚質別解説

勝率は逃げでも先行でもそれほど変わらない。ただし、分母の多さという絶対数では中団と先行が有利か。今回は新潟競馬場で開催される。そのため、過去の脚質データとは異なる。一般的に追込み型、差し馬が有利とされている。それは、直線が非常に長く2角しかないのも影響しているのは間違いない。コーナーもそれほどきつくはなく、硬い芝も手伝って高速展開となる。しかし、序盤はスローペースで大逃げする馬が数頭。これはどのレースでも行われる。特にポジション取りや馬群の中を嫌がる馬は抜けだしやすい。これは、脚質というよりも馬の性格によるものなので、過去データをしっかりと把握して、脚質や性格を把握しておきたい。ただし、序盤から先頭に立つような馬は差し込まれやすいので、3Fもチェックしたほうがいい。過去データや高速レースの性質上。買わないほうが無難。確実に末脚勝負になる。豊富なスピードと瞬発力を持っている馬がいい。短距離馬を推す。

年齢別解説

出走条件が4歳以上なので、脂の乗りきった4歳馬が有利なのは間違いない。それでも、過去10レースを見ても4歳馬が勝ったのは2回のみ。5歳馬が5回と圧倒的に多い。他6歳馬が2回、そして7歳馬も1勝している。いずれも重賞レース経験馬となっている。そのため、年齢よりもまず重賞レース出走馬に絞ったほうがいいのは間違いない。7歳馬も勝っているが、4歳馬5歳馬を中心に考えたい。5歳馬が強いのは実績馬有利のレースのため。新潟競馬場に絞ってみると、2001年以降、4歳馬【4-4-3-28】、5歳馬【7-8-7-59】、6歳馬【3-3-5-64】、7歳馬【3-2-2-44】となっている。ここでも4歳馬と5歳馬がしっかり勝っていることがわかる。以上のことから4歳馬と5歳馬に絞る。よほどの理由があれば6歳馬もいいが勝率は極端に下がるので無視したいところ。

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率
400~419kg1-0-0-4/520.0%20.0%20.0%
420~439kg0-1-2-15/180.0%5.6%16.7%
440~459kg2-4-3-32/414.9%14.6%22.0%
460~479kg3-4-3-45/555.5%12.7%18.2%
480~499kg2-1-1-20/248.3%12.5%16.7%
500~519kg2-0-0-2/450.0%50.0%50.0%
520~539kg0-0-1-1/20.0%0.0%50.0%

馬体重別解説

4歳牝馬の平均体重は470kgとされている。これを福島牝馬ステークスに当てはめてみると、460~479kg【3-4-3-45/55】勝率5.5%とそれほどでもないが、分母は一番大きく、440~459kg【2-4-3-32/41】勝率4.9%ともども平均値がこのあたりにあることがわかる。牝馬でも稀に500kg超の馬が出走している。500~519kg【2-0-0-2/4】母数は小さいがこのあたりの馬体重の牝馬が出走したら要チェック。昨今は牝馬も大型化している。4角ある福島競馬場であれば、平均体重470kgくらいの牝馬がちょうどいいかもしれないが、2角となる新潟競馬場であれば、馬体重が大きくなってもそれほど影響はない。むしろ馬体重が大きいほど馬力が勝り好結果を生むことも。馬力重視であれば馬体重もしっかりとチェックしたい。

斤量 着別度数 勝率連対率複勝率
51.5~53kg0-1-3-23/270.0%3.7%14.8%
53.5~55kg10-8-7-96/1218.3%14.9%20.7%
55.5~57kg0-1-0-0/10.0%100.0%100.0%

ハンデ別解説

出走馬の多くが走る前走の中山牝馬ステークス。このレースはハンデ戦なので成績が不安定で馬券が荒れる印象が強い。中山牝馬組の2頭はしっかり絡んでくるのでハンデもしっかりとチェックしたい。ハンデは54kg。過去データを見てみると、斤量51.5~53kg【0-1-3-23/27】勝率0%、53.5~55kg【10-8-7-96/121】勝率8.3%。ほぼこのあたりとなる。55.5~57kg【0-1-0-0/1】となっているのでここは無視してもいい。

種牡馬 着別度数 勝率連対率複勝率
メイショウサムソン2-1-1-5/922.2%33.3%44.4%
タニノギムレット2-0-0-4/633.3%33.3%33.3%
キングカメハメハ1-0-1-6/812.5%12.5%25.0%
マンハッタンカフェ1-0-1-5/714.3%14.3%28.6%
デュランダル1-0-0-1/250.0%50.0%50.0%
ルーラーシップ1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
ストーミングホーム1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
オンファイア1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
ゼンノロブロイ0-4-0-4/80.0%50.0%50.0%
ディープインパクト0-3-1-9/130.0%23.1%30.8%

種牡馬別解説

良血統であっても100%活躍するわけではない。それでも毛並みの良さである程度勝つのが競馬の世界。ルーラーシップ、ストーミングホーム、オンファイア産馬であれば勝率100%だが、分母は1。ある程度の絶対数となると、メイショウサムソン【2-1-1-5/9】勝率22.2%が目を引く。次点はタニノギムレット【2-0-0-4/6】勝率33.3%といったところか。重賞レースに出走してくる馬はある程度の血統となっているので、ある程度の有名馬の血統となっているのは間違いない。ディープインパクト産馬も気になるところだが、【0-3-1-9/13】勝率は0%。しかし連対率23.1%、複勝率30.8%とまずまずの走りを見せている。もっとも、競馬界の主流血統とも言えるディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライを父に持つ馬の1着馬がゼロというのも逆の意味で興味深い。これが中距離重賞の難しさと言えるのかもしれない。種牡馬での予想が望み薄となれば、生産牧場別を見たくなるが、こちらもノーザンファーム、社台ファームといった生産牧場の両巨頭が大不振となっているのであてにできない。先述した勝率100%の種牡馬産馬にかけるか…このあたりは好み。高速レースになる新潟芝1800なので、高速馬の血統となるとオルフェーブル、ディープインパクトとなるがどうか。

2021年の福島牝馬ステークスは、2月に起きた福島での地震の影響で4月24に新潟競馬場に移してレースが行われる。新潟競馬場の芝1800mは国内では屈指の直線距離の長いコース(648m)。国内初となる直線1000mの芝コースが2001年に新設されている。重賞レースは春の新潟大賞典のみ。平場では牝馬ステークスが度々行われており、牝馬の出世競馬場としての位置づけの面もある競馬場。レースの予想展開としては、序盤の直線はスプリント勝負の速い展開となり、内を争うポジション取りが熾烈になる。入りコーナーは上りになるのでここで一旦落ち着き、コーナー出口から再び加速するパターンとなる。このことから、新潟芝1800mは先行逃げが有利という向きもあるが、後半の直線で差しができる馬も捨てがたい。新潟芝1800の過去データとしては、1番人気【117-51-41-86/295】勝率39.7%、連対率56.9%、複勝率70.8%と圧倒的。2番人気の勝率17.6%、3番人気の勝率9.8%となっているので、人気馬が順当勝ちする傾向が強い。気になる脚質データは、逃げ・先行・中団とも勝率8%台で意外と変わらない。脚質に限らず実力のある馬が勝つということ。長い直線を活かして、後半に爆発する馬が有利か。そうなると、前半は抑え気味でもそれほど怖くはない。馬番でミスニューヨークとシゲルピンクダイヤが7番8番と好位置につけた印象。

管理人の予想印

◎ドナアトラエンテ

前哨戦とも言える前レースの中山牝馬(GⅢ)は一番人気でありながら9着に沈んだ。ルメール騎手から戸崎騎手に変わった影響とも考えられるが、本レースでは川田騎手。ただし、騎手で左右される馬ではなく、ある意味勢いで行ける新潟競馬場なら、本領を発揮するか。前半から飛び出す馬ではなく末脚が強いので追込み型のレース展開を予想。重賞初挑戦となった中山牝馬の惨敗が記憶に新しいが、敗因は不良馬場に尽きる。どの馬も条件は一緒だが、そういったレースはペース配分や少しでも良馬場を狙ったコース取りも重要になる。人気馬・実力馬が馬群に沈むケースは多く、重馬場は予想が難しい。荒天に恵まれそうな新潟競馬場では、本領を発揮する。好調教の噂も聞くし、馬券圏内は確実。脚質的にも新潟競馬の大箱外回りは相性も抜群。中山牝馬ほどではないが、前々レースの平馬初富士は重馬場もこなして1着となっている。前走レースの惨敗からやや人気が落ち、そのためオッズが上がる。ここを買わない理由がない。13番での出走もまずまず。

○パラスアテナ

毎回下馬評は高いが勝ちきれていない印象。それでもポテンシャルは高いGⅠ出走馬。今回は牝馬レースということで馬券圏内は十分期待できる。実力ではドナアトラエンテに劣るかもしれないが、よもやと思わせる実力は十分。4歳であり、本レースは格上挑戦となるが、それでも秋華賞は4着と健闘。他馬から格下と思われることはない。人気が低いときに上位を伺う変わり種。本レースでは本領を発揮してくれる。ここをステップアップレースとして常勝気流に乗りたいところ。典型的な中距離馬で、芝1800mへの適性は高い。脚質も追込み型なので、序盤の直線でポジション取りをしっかりとして中団につけることが必要。あまり離されると追いつけない。角2を抜け出すところで中団より上に位置したいところ。重馬場も得意としているので、天候に左右されない。キングカメハメハ、スペシャルウィークの血統というのも郷愁を感じさせる。脚に負担の少ないワンターンで一気に駆け抜ける戦略も良し。

▲ミスニューヨーク

2020年後半は勝ち切れないレースが続いたが、今年に入って復調。特に前走のスピカS芝1800は1番人気の1着という順当勝ちだった。特に重馬場となったレースでの勝ったのは勝ちが高い。初出走から馬体重は増えているがそれが、レースにも好影響を与えている。ミスニューヨークの強みは適性に特徴がないところ。逃げもできるし追込みもできる。重馬場にも強い。そのときの馬場の状態や枠順などで変幻自在に立ち回ることができる。逆に予想が難しい馬でもあるが、これまでの実績から考えても馬券圏内は十分に狙える。ダントツの実力馬とは言いがたいが、魅力的なオッズとなり配当金も見込まれる。福島牝馬ではかなりおいしい馬。2020年に伸び悩んだといっても、3つ全て重賞レース内2レースはGⅠということも考慮したい。秋華賞は5着と健闘。それも考えれば、福島牝馬は有数の実力馬と言える。スプリントレースとなる新潟競馬ではどのようなレース展開を見せてくれるのか。ファンにはたまらない。

△シゲルピンクダイヤ

シゲルピンクダイヤを推す声も強い。5歳馬ながら出走回数も多く、これまでの獲得賞金は出走馬の中でダントツ1位。GⅠレースも4回出走しており、勝ちはないが桜花賞では2着の実績もある。各レースで圧倒的な走りは見られない。勝利も未勝利戦一度のみだが、安定した走りから評価も高い。逆に言えば、実力馬が揃うレースで揉まれてきたと言ってもいい。そうなると、今回のレースでは、実力は上位に位置するのは間違いない。人気も1位となれば、人気場が順当勝ちする福島牝馬にも新潟競馬場の性質とも一致する。勝鞍が一度のみというのを不安材料にあげる人もいるが、前述通りここは前向きに捉えたい。重馬場でも結果を残す脚の強さも魅力。距離適性は芝1800mドンピシャ。脚質は典型的な追込み型であり、序盤の直線は抑え気味で中団が理想的。最後尾でも末脚の強さから十分勝機あり。勝ち星に恵まれない馬ではあるが、一部で競り合いに弱いという声も。それでも、馬券圏内の走りは十分。

△クラヴァシュドール

新馬戦以降、出走したのはほとんど重賞レース。チューリップ賞の2着が光るが、勝利は初戦の新馬戦のみ。昨年5月の優駿牝馬からは人気順よりも悪い着順となっているのが不安材料。それでも、重賞レースを渡り歩いてきた実力馬であることは間違いない。福島牝馬出走馬の中でも実力は上位。逃げも追込みもできるオールマイティタイプ。ただし、末脚が速いというわけではないので、序盤の直線はしっかり上位についてできれば中団に位置したい。1800mは初出走となるのが懸念される。1600mも2000mも悪い走りではないので1800初でも不安材料にならないか。重賞レースに多く出走しているので知名度は抜群。人気に実力が追いつきたい伸び盛りの牝馬4歳。新潟競馬場で反撃ののろしを上げることができるか。期待値は高い。重馬場を苦にしない。逃げもできるし末脚も強い。ツボにはまったレースになれば面白い。オッズも良いので狙い目。

△ロザムール

未勝利戦を制すまで7レースを要した遅咲き牝馬。その後2勝クラスでの平馬のレースでは上位常連の安定したレース展開を見せる。直近の2レースは初の重賞レース。特に前走の中山牝馬では馬場が不良でありながら、ランブリングアレーのハナ差2着という記憶に残る鮮烈なレースとなった。本レースでは重賞初勝利を狙う。調子は一貫して上り調子であり、人気順以上の着順になることが期待でき、よしんば重賞初勝利も狙える位置にある。過去レースを見ても重馬場に強い印象。1800mの出走歴も多く、経験値を考えると本命に推したくなる。脚質は典型的な逃げタイプであり、直線にも強いので、序盤はしっかりと先頭集団でポジション取りをしたい。追込み型ではないので、最後の直線で中団にいるようでは勝利は見えない。ワンターンの新潟競馬場の荒れた芝1800mがロザムールに味方する。

買い目

馬連

13-16、7、8、5、4

3連単

1着13
2着16、7、8、5、4
3着16、7、8、5、4

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