2021年皐月賞過去データと予想分析

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2021年4月18日(日) 中山競馬場 芝2000m

牡馬クラシックの初戦・皐月賞。三冠制覇へ向けた第一関門に、3歳世代の有力馬が集結する。過去10年の優勝馬では、11年のオルフェーヴルと昨年のコントレイルが三冠を達成。ほかにも、ゴールドシップやドゥラメンテなど、この10年の優勝馬だけを見ても、名馬がずらりと顔を揃えている。また、2~3着にも後の実力馬は多く見られ、15年3着のキタサンブラックはその筆頭格だ。今年、ここで飛躍を遂げるのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。

日付 単勝配当 複勝配当 枠連 馬連 馬単 3連複 3連単
2020年 270 140 640 660 1120 9150 26310
2019年 170 110 670 950 1140 1480 4390
2018年 1450 430 9520 12880 23570 53410 372080
2017年 2240 650 2380 8710 20720 176030 1064360
2016年 3090 530 450 6220 17680 6000 70390
2015年 460 190 780 790 1530 3110 12360
2014年 510 190 330 920 1900 7690 33490
2013年 370 140 440 840 1750 1210 5920
2012年 710 210 890 1220 3190 2050 12620
2011年 1080 300 570 1260 3740 9220 55450
日付 着順 馬名 性別 年齢 人気 騎手 斤量 頭数 距離 馬場状態 着差 上り3F 上3F地点差 馬体重 馬体重増減 多頭出し 所属 調教師 種牡馬 間隔 前走開催 前走レース名 前走着順 前芝・ダ 前距離 前走馬場状態 前走人気 前走上り3F 前騎手 前走斤量 前走頭数 前走馬番
200419 1 コントレイル 3 1 福永祐一 57 18 芝2000 -0.1 34.9 0.9 462 0 (栗) 矢作芳人 ディープインパクト 16 5中9 ホープフG1 1 2000 1 35.8 福永祐一 55 13 2
2 サリオス 3 3 レーン 57 18 芝2000 0.1 35.4 0.5 536 -2 (美) 堀宣行 ハーツクライ 18 5阪6 フューチG1 1 1600 1 35.4 ムーア 55 16 6
3 ガロアクリーク 3 8 ヒューイ 57 18 芝2000 0.7 35.7 0.8 498 2 (美) 上原博之 キンシャサノキセキ 4 2中9 スプリンG2 1 1800 6 33.8 ヒューイ 56 10 7
190414 1 サートゥルナーリア 3 1 ルメール 57 18 芝2000 0 34.1 0.6 496 -4 (栗) 角居勝彦 ロードカナロア 15 5中9 ホープフG1 1 2000 1 35.3 M.デム 55 13 5
2 ヴェロックス 3 4 川田将雅 57 18 芝2000 0 34.4 0.3 478 -4 (栗) 中内田充 ジャスタウェイ 4 1阪7 若葉S(L) 1 2000 1 35.1 川田将雅 56 10 8
3 ダノンキングリー 3 3 戸崎圭太 57 18 芝2000 0 34.5 0.2 450 -4 (美) 萩原清 ディープインパクト 9 1東6 共同通信G3 1 1800 3 32.9 戸崎圭太 56 7 1
180415 1 エポカドーロ 3 7 戸崎圭太 57 16 芝2000 -0.3 35.1 2.2 492 0 (栗) 藤原英昭 オルフェーヴル 4 2中8 スプリンG2 2 1800 3 34.7 戸崎圭太 56 13 5
2 サンリヴァル 3 9 藤岡佑介 57 16 芝2000 0.3 35.2 2.4 488 -12 (栗) 藤岡健一 ルーラーシップ 6 2中4 弥生賞G2 4 2000 5 34.6 藤岡佑介 56 10 10
3 ジェネラーレウーノ 3 8 田辺裕信 57 16 芝2000 0.6 37.6 0.3 496 0 (美) 矢野英一 スクリーンヒーロー 13 1中5 京成杯G3 1 2000 1 36.3 田辺裕信 56 15 15
170416 1 アルアイン 3 9 松山弘平 57 18 芝2000 0 34.2 0.3 518 -2 * (栗) 池江泰寿 ディープインパクト 3 2阪1 毎日杯G3 1 1800 2 34.3 松山弘平 56 8 3
2 ペルシアンナイト 3 4 M.デム 57 18 芝2000 0 34.1 0.4 480 -2 * (栗) 池江泰寿 ハービンジャー 7 1阪1 アーリンG3 1 1600 1 34 M.デム 56 12 8
3 ダンビュライト 3 12 武豊 57 18 芝2000 0.1 34.3 0.3 466 -4 * (栗) 音無秀孝 ルーラーシップ 6 2中4 弥生賞G2 3 2000 5 35 ルメール 56 12 4
160417 1 ディーマジェスティ 3 8 蛯名正義 57 18 芝2000 -0.2 34 1.6 476 0 (美) 二ノ宮敬 ディープインパクト 9 1東6 共同通信G3 1 1800 6 34.9 蛯名正義 56 10 4
2 マカヒキ 3 3 川田将雅 57 18 芝2000 0.2 33.9 1.9 498 2 * (栗) 友道康夫 ディープインパクト 6 2中4 弥生賞G2 1 2000 2 33.6 ルメール 56 12 11
3 サトノダイヤモンド 3 1 ルメール 57 18 芝2000 0.4 34.8 1.2 504 6 * (栗) 池江泰寿 ディープインパクト 10 2京4 きさらぎG3 1 1800 1 34.2 ルメール 56 9 9
150419 1 ドゥラメンテ 3 3 M.デム 57 15 芝2000 -0.2 33.9 0.8 486 -2 * (美) 堀宣行 キングカメハメハ 9 1東6 共同通信G3 2 1800 1 33.7 石橋脩 56 12 8
2 リアルスティール 3 2 福永祐一 57 15 芝2000 0.2 34.5 0.4 502 -4 (栗) 矢作芳人 ディープインパクト 4 2中8 スプリンG2 2 1800 1 33.6 福永祐一 56 12 6
3 キタサンブラック 3 4 浜中俊 57 15 芝2000 0.6 35.2 0.1 510 6 (栗) 清水久詞 ブラックタイド 4 2中8 スプリンG2 1 1800 5 34.4 北村宏司 56 12 1
140420 1 イスラボニータ 3 2 蛯名正義 57 18 芝2000 -0.2 34.6 0.7 462 0 (美) 栗田博憲 フジキセキ 8 1東6 共同通信G3 1 1800 1 33.2 蛯名正義 57 14 7
2 トゥザワールド 3 1 川田将雅 57 18 芝2000 0.2 35.2 0.3 510 -8 * (栗) 池江泰寿 キングカメハメハ 6 2中4 弥生賞G2 1 2000 1 35.7 川田将雅 56 13 10
3 ウインフルブルーム 3 8 柴田大知 57 18 芝2000 0.3 35.6 0 488 -2 (栗) 宮本博 スペシャルウィーク 4 1阪7 若葉S 2 2000 1 35.9 柴田大知 56 12 12
130414 1 ロゴタイプ 3 1 M.デム 57 18 芝2000 -0.1 35.3 0.6 486 0 (美) 田中剛 ローエングリン 4 2中8 スプリンG2 1 1800 1 35.2 C.デム 56 16 5
2 エピファネイア 3 2 福永祐一 57 18 芝2000 0.1 35.6 0.4 486 -8 (栗) 角居勝彦 シンボリクリスエス 6 2中4 弥生賞G2 4 2000 1 35.3 ビュイッ 56 12 12
3 コディーノ 3 3 横山典弘 57 18 芝2000 0.3 35.8 0.4 478 -6 (美) 藤沢和雄 キングカメハメハ 6 2中4 弥生賞G2 3 2000 2 34.9 横山典弘 56 12 3
120415 1 ゴールドシップ 3 4 内田博幸 57 18 芝2000 -0.4 34.6 3.8 498 -8 (栗) 須貝尚介 ステイゴールド 9 1東6 共同通信G3 1 1800 2 33.3 内田博幸 57 11 3
2 ワールドエース 3 2 福永祐一 57 18 芝2000 0.4 34.9 3.9 446 0 (栗) 池江泰寿 ディープインパクト 4 1阪7 若葉S 1 2000 1 35.3 福永祐一 56 16 11
3 ディープブリランテ 3 3 岩田康誠 57 18 芝2000 0.5 36.7 2.2 502 0 (栗) 矢作芳人 ディープインパクト 4 2中8 スプリンG2 2 1800 1 35.8 岩田康誠 56 14 9
110424 1 オルフェーヴル 3 4 池添謙一 57 18 芝2000 -0.5 34.2 1.1 440 -4 * (栗) 池江泰寿 ステイゴールド 4 2阪1 スプリンG2 1 1800 1 34.3 池添謙一 56 18 6
2 サダムパテック 3 1 岩田康誠 57 18 芝2000 0.5 34.9 0.9 500 -8 (栗) 西園正都 フジキセキ 7 2中4 弥生賞G2 1 2000 1 34.2 岩田康誠 56 11 6
3 ダノンバラード 3 8 武豊 57 18 芝2000 0.7 35.3 0.7 464 4 * (栗) 池江泰寿 ディープインパクト 10 1東6 共同通信G3 9 1800 1 34.5 武豊 57 13 11
人気 着別度数 勝率連対率複勝率
1番人気3-2-1-4/1030.0%50.0%60.0%
2番人気1-3-0-6/1010.0%40.0%40.0%
3番人気1-2-3-4/1010.0%30.0%60.0%
4番人気2-2-1-5/1020.0%40.0%50.0%
7番人気1-0-0-9/1010.0%10.0%10.0%
8番人気1-0-4-5/1010.0%10.0%50.0%
9番人気1-1-0-8/1010.0%20.0%20.0%
12番人気0-0-1-9/100.0%0.0%10.0%
前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率
共同通信G34-0-2-10/1625.0%25.0%37.5%
スプリンG23-1-3-32/397.7%10.3%17.9%
ホープフG12-0-0-0/2100.0%100.0%100.0%
毎日杯G31-0-0-9/1010.0%10.0%10.0%
弥生賞G20-5-2-34/410.0%12.2%17.1%
若葉S0-1-1-19/210.0%4.8%9.5%
若葉S(L)0-1-0-2/30.0%33.3%33.3%
アーリンG30-1-0-2/30.0%33.3%33.3%
フューチG10-1-0-0/10.0%100.0%100.0%
きさらぎG30-0-1-5/60.0%0.0%16.7%
前確定着順 着別度数 勝率連対率複勝率
前走1着8-7-5-52/7211.1%20.8%27.8%
前走2着2-1-2-28/336.1%9.1%15.2%
前走3着0-0-2-20/220.0%0.0%9.1%
前走4着0-2-0-12/140.0%14.3%14.3%
前走5着0-0-0-5/50.0%0.0%0.0%
前走6~9着0-0-1-21/220.0%0.0%4.5%
前走10着~0-0-0-7/70.0%0.0%0.0%
単勝オッズ 着別度数 勝率連対率複勝率
1.5~ 1.91-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
2.0~ 2.91-1-1-2/520.0%40.0%60.0%
3.0~ 3.91-6-0-5/128.3%58.3%58.3%
4.0~ 4.91-0-1-0/250.0%50.0%100.0%
5.0~ 6.91-0-2-5/812.5%12.5%37.5%
7.0~ 9.91-2-1-7/119.1%27.3%36.4%
10.0~14.92-0-0-10/1216.7%16.7%16.7%
15.0~19.90-0-2-12/140.0%0.0%14.3%
20.0~29.91-1-1-9/128.3%16.7%25.0%
30.0~49.91-0-1-21/234.3%4.3%8.7%
50.0~99.90-0-1-29/300.0%0.0%3.3%
100.0~0-0-0-45/450.0%0.0%0.0%
騎手 着別度数 勝率連対率複勝率
M.デム2-1-0-5/825.0%37.5%37.5%
蛯名正義2-0-0-3/540.0%40.0%40.0%
福永祐一1-3-0-5/911.1%44.4%44.4%
ルメール1-0-1-4/616.7%16.7%33.3%
戸崎圭太1-0-1-5/714.3%14.3%28.6%
内田博幸1-0-0-5/616.7%16.7%16.7%
池添謙一1-0-0-4/520.0%20.0%20.0%
松山弘平1-0-0-2/333.3%33.3%33.3%
川田将雅0-3-0-3/60.0%50.0%50.0%
岩田康誠0-1-1-6/80.0%12.5%25.0%
枠番 着別度数 勝率連対率複勝率
1枠2-0-1-16/1910.5%10.5%15.8%
2枠1-2-1-16/205.0%15.0%20.0%
3枠0-1-1-18/200.0%5.0%10.0%
4枠2-3-1-14/2010.0%25.0%30.0%
5枠0-1-2-17/200.0%5.0%15.0%
6枠3-0-2-15/2015.0%15.0%25.0%
7枠1-2-0-25/283.6%10.7%10.7%
8枠1-1-2-24/283.6%7.1%14.3%
前走脚質 着別度数 勝率連対率複勝率
3F 1位5-5-3-41/549.3%18.5%24.1%
3F 2位2-1-0-22/258.0%12.0%12.0%
3F 3位0-1-3-18/220.0%4.5%18.2%
3F ~5位2-2-1-24/296.9%13.8%17.2%
3F 6位~1-1-3-40/452.2%4.4%11.1%
前走脚質 着別度数 勝率連対率複勝率
平地・逃げ0-1-0-16/170.0%5.9%5.9%
平地・先行7-5-6-60/789.0%15.4%23.1%
平地・中団2-2-2-41/474.3%8.5%12.8%
平地・後方1-2-1-24/283.6%10.7%14.3%
平地・マクリ0-0-1-4/50.0%0.0%20.0%
馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率
420~439kg0-0-0-3/30.0%0.0%0.0%
440~459kg1-1-1-18/214.8%9.5%14.3%
460~479kg3-1-3-51/585.2%6.9%12.1%
480~499kg5-4-3-43/559.1%16.4%21.8%
500~519kg1-3-3-19/263.8%15.4%26.9%
520~539kg0-1-0-9/100.0%10.0%10.0%
540~0-0-0-2/20.0%0.0%0.0%
斤量 着別度数 勝率連対率複勝率
53.5~55kg0-0-0-2/20.0%0.0%0.0%
55.5~57kg10-10-10-143/1735.8%11.6%17.3%
種牡馬 着別度数 勝率連対率複勝率
ディープインパクト3-3-4-25/358.6%17.1%28.6%
ステイゴールド2-0-0-4/633.3%33.3%33.3%
キングカメハメハ1-1-1-15/185.6%11.1%16.7%
フジキセキ1-1-0-3/520.0%40.0%40.0%
ロードカナロア1-0-0-2/333.3%33.3%33.3%
オルフェーヴル1-0-0-2/333.3%33.3%33.3%
ローエングリン1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
ルーラーシップ0-1-1-1/30.0%33.3%66.7%
ハーツクライ0-1-0-11/120.0%8.3%8.3%
ハービンジャー0-1-0-5/60.0%16.7%16.7%

アサマノイタズラ 嶋田純次

調教状態

先週は南Wコースで追い切り、今週は坂路で前を行く2頭を追いかけ、気合十分に内から並びかけてくる。終いの伸びも目立った。

厩舎コメント

(更に上向き)手塚師――前走は勝ちにいく競馬で目標にされたが、いいレースをしてくれた。使って更に状態が上向いて馬体は増えている。距離は2000mの方がいいと思うし、道悪になっても悪くないからね。

アドマイヤハダル C.ルメール

調教状態

ルメール騎手を乗せた1週前のコース追いが上々。当週はいつも通り坂路でサッと伸ばす程度だったが、バネの利いたフットワークでいい行きっぷり。活気十分で好気配キープ。

厩舎コメント

(更に良く)大久保龍師――前走でもいいと思っていましたが、更に良くなっています。真面目に走るので、自身の力は出せると思います。一線級相手は初めてなので、どこまでやれるか。

イルーシヴパンサー 大野拓弥

調教状態

回転の速いフットワークで、反応も悪くなかった。一変というほどではないが、雰囲気はいくらかでも良くなっているか。

エフフォーリア 横山武史

調教状態

1週前に破格の時計をマーク。今週は折り合い重視だったが、ゴールを過ぎてからも促されていたように負荷は十分。抜群の集中力で迫力満点のフットワーク。デキは文句なし。

厩舎コメント

(レースが上手)鹿戸雄師――1週前、週末としっかり負荷をかけたので、直前はオーバーワークにならないように、折り合い重視の稽古を。リズム良く走れていたし、順調に仕上がった。初めてなので何とも言えないが、レースが上手な馬で、中山に替わる点はそう心配していない。楽しみだね。

グラティアス M.デムーロ

調教状態

(ノーザンF天栄から3月17日に帰厩)木曜にデムーロ騎手を背に追い切りを消化。バランスのいいフットワークで素軽さは十分。1週前より馬体はすっきり。及第点以上か。

シュヴァリエローズ 三浦皇成

調教状態

目一杯追って自己ベストをマークした前走時ほどの迫力はないが、この馬としてはリラックスしているのがいい。好調の範囲。

ステラヴェローチェ 吉田隼人

調教状態

時計はそれほど強調できないが、1週前に比べると行きっぷりが良化。軽い脚取りでスイスイと駆け抜けた。前走時からグンと上向いたというほどではないが、雰囲気はいい。

厩舎コメント

(改めて)須貝尚師――ここ目標でしっかりと乗り込んできたから、追い日は微調整で十分。うまく仕上がったよ。前走は他より重い57キロ、それに行きたいところで狭くなる場面があったけど、大きく負けていない。2000mはこなせそう。改めて期待したい。

タイトルホルダー 田辺裕信

調教状態

1週前に単走で破格の時計をマーク。今週は軽く流す程度になったが、ゴールに近づくにつれて勢いが増すような感じ。回転の速いフットワークで、抜群の集中力だった。

厩舎コメント

(舞台最適)栗田徹師――肉体的には以前から完成度が高かった馬。ここにきて気持ちにもゆとりが出ており、競馬がしやすくなっている。トライアルの前走は恵まれた面もあるが、長く脚を使って持ち味を生かすことができた。現状は4つコーナーが最適。

ダノンザキッド 川田将雅

調教状態

今回は単走で息を整える程度。稀に見せるような逆手前やモタれる面を見せず、集中力があった。折り合いがスムーズで、ダイナミックなフォーム。更に身が締まった感。

厩舎コメント

(前走悲観せず)安田隆師――単走で軽めの調整でしたが、終いの伸びは申し分なかったです。前回は勝ち馬にうまく乗られたけど、もう50mあればという内容でした。悲観はしていませんし、前でも後ろでも競馬ができますね。頭数が増えて流れてくれれば。

ディープモンスター 戸崎圭太

調教状態

1週前のCWが6ハロン79秒0の好時計。今週の坂路はサッと伸ばす程度だったが、ダイナミックなフォームで一気に駆け抜けた。まだまだ上積みが見込めるだけに、ここも楽しみ。

ヨーホーレイク 岩田望来

調教状態

(ノーザンFしがらきから3月16日に帰厩)1週前にコースでしっかりと追い、当週坂路でサッと流すのはこの厩舎のパターン。無理していなかったので、遅れはまったく問題ない。実の詰まった馬体はパワーも十分。馬場が悪くなっても、この馬は大丈夫だろう。

ラーゴム 北村友一

調教状態

(ノーザンFしがらきから3月19日に帰厩)自己ベストをマークした前走時と違い、長距離輸送を考えて今回はゆったり調整。落ち着きがあるし、毛ヅヤが冴えている。前走以上はどうかも、この馬なりのデキ。

ルーパステソーロ 木幡巧也

調教状態

内ラチ沿いを単走で上がってくる。大トビのせいか、あまり反応を良く見せない。

レッドベルオーブ 福永祐一

調教状態

(ノーザンFしがらきから3月2日に帰厩)ハロー直後の馬場で息を整える程度だが。普段から濃い調整内容なので問題はない。アウトラインもしっかりできているし、実戦で掛かるこの馬としては緩ペースでも折り合いがスムーズだったのは心強い。

厩舎コメント

(メンタル強い)田代助手――前走でも力のあるところは見せてくれたからね。内容的には良かったんじゃないかな。メンタルが強いので初めてのコースでも問題ないし、しっかり乗り込んで息もできているからね。どんな競馬もできるので、ここもいい走りを期待。

ワールドリバイバル 菱田裕二

調教状態

大きく追走してゴール前で並びかける形。推進力のある走りを見せた。コースで追われた1週前の動きも上々。いいデキに映る。

ヴィクティファルス 池添謙一

調教状態

1週前にビシッと追われており、今週は坂路でサッと。実の詰まった逞しい馬体が目につくし、硬さが見られず脚捌きもスムーズ。毛ヅヤも良好。ますます快調と言えるデキ。

厩舎コメント

(更に上昇)池添学師――前走は直線の入り口で外に振られながら、立て直してすぐに加速。荒れ馬場も苦にせず、いい瞬発力を見せてくれました。疲れも見せず、中間の動きも上々。馬体の張りや気持ちの面でも不安なく送り出せます。前走から更に良くなっているので、楽しみですね。

5~6番人気は苦戦、波乱度の見極めがカギ

過去10年、上位人気はいずれもまずまずの結果を残しており、4番人気までならどこからでも入れる印象だ。ただ、その下の5~6番人気は20頭全馬が馬券圏外。続く7~9番人気がここ5年のうち3年で1頭ずつ勝ち馬を出しており、少し穴っぽいところを狙うなら7~9番人気がおもしろい。10番人気以下の好走馬は10年で1頭だけで、その1頭(ダンビュライト)も連対までは届いていない。3連単の配当をみると、2017年の106万馬券が抜けており、次いで18年の37万馬券。その次となると16年の7万馬券まで開いており、半数の5回は3万馬券未満だ。波乱度の見極めがカギになる。

中~外枠がやや優勢、内枠の4番人気以下は苦戦必至

過去10年のうち、東京で代替された2011年を除く9回の枠番別成績で、2頭以上の優勝馬を出しているのは1、4、6枠だが、1枠の好走はその2頭のみ。3連対以上は4、7枠など、全体としては内よりも中~外枠のほうがやや優勢だ。1~3枠の好走馬6頭はすべて3番人気以内のため、4番人気以下の馬を狙うなら4枠より外の馬にかぎられる。

プラス体重馬は苦戦

同じく2011年の東京を除いた9回の馬体重増減別成績を見ると、4キロ以上のプラス体重で出走した馬は連対なし。プラス2キロも含めた馬体増全体でも【0.1.3.39】に終わっている。16年の1番人気・サトノダイヤモンドは、プラス6キロでの出走で3着に敗退。17年には、後にダービーで1、2着になるレイデオロがプラス8キロで5着、スワーヴリチャードがプラス4キロで6着に敗れるなど、人気馬も苦戦している。一方、マイナス側は大きな変動があっても好走できる。12年にはゴールドシップがマイナス8キロで優勝し、18年はマイナス12キロだったサンリヴァルが9番人気で2着に食い込んだ。

前走1着馬が中心に

クラシックには出走馬の大半を前走好走馬が占めるレースが多い。皐月賞はその中でも「前走1着」を取ってきた馬の好走確率が高く、計【8.7.5.52】。優勝馬のうち前走2着以下だったのは、ドゥラメンテ(共同通信杯2着)、エポカドーロ(スプリングS2着)の2頭である。  前走1着馬のレース別成績を見ると、共同通信杯がディーマジェスティなど3勝、スプリングSがオルフェーヴルなど2勝。弥生賞1着馬はここ10年勝利がない。また、ホープフルS1着からの直行馬が2勝しているが、現3歳世代で昨年のホープフルを制したダノンザキッドは弥生賞(3着)を挟んでいる。

栗東坂路組は穴馬の連対なし

好走馬が多いのは栗東坂路組【3.4.3.48】と栗東CW組【3.4.3.41】、そして美浦では南Wの【4.1.3.42】になる。このうち、栗東坂路組の連対馬7頭はすべて4番人気以内で、穴馬は好走しても3着まで。対して栗東CW組はエポカドーロ(7番人気1着)やサンリヴァル(9番人気2着)、美浦南W組もディーマジェスティ(8番人気1着)と、人気薄の馬でも連対を果たしている。

エフフォーリアはデビューから3戦3勝。前走は共同通信杯で2馬身半差をつけて快勝した。無敗の皐月賞馬になる可能性が高そうだ。ダノンザキッドは昨年の暮れにホープフルSを勝った。前走の弥生賞は前残りの競馬で3着だったが、叩いた上積みは大きい。 ヴィクティファルスはデビュー2戦目の共同通信杯はエフフォーリアに敗れたが、前走・スプリングSを勝利した。タフなレースになれば面白い。そのほか、すみれSを快勝したディープモンスター、京成杯の勝ち馬グラティアス、朝日杯FSの2着馬ステラヴェローチェ、若葉Sで強い勝ち方を見せたアドマイヤハダル、弥生賞を鮮やかに逃げ切ったタイトルホルダー、きさらぎ賞を制したラーゴムなどが出走を予定している。

アドマイヤハダル

全体的にはまだまだ完成されておらず伸びしろのある馬体をしている。全てのパーツから柔らかみがあり、スッキリして見えるのに馬体重は480kgというサイズ感は素晴らしい。これからの成長と活躍が楽しみな好馬体。距離は中距離あたりがベストと考える。

ステラヴェローチェ

2歳時からスケールのある雄大な馬体をしていたので、そこまで著しい成長は見受けられないが、全体的にバランスがまとまってきている。腰からトモもだいぶしっかりとしてきたように見え、2,000mのこの舞台はぴったりなイメージなので期待したい。

ヴィクティファルス

鍛え抜かれた、という言葉が一番合うような馬体をしていて、付くべき所にしっかり筋肉を付けていて筋肉量がずば抜けている事に加え全体的に柔らかさも備えている。しっかりとしたトレーニングに耐え抜く事の出来る馬体で魅力的。前走より筋肉の張りは出てきて柔らかみもあり疲れは皆無。距離は中距離以上から適性がありそうな馬なので3歳クラッシックで活躍を期待する。

エフフォーリア

首・肩・トモの筋肉が発達していて、やや胴長のトモ高で今後の成長も期待できる馬体。筋肉の張りは前走より張りが出て、しっかりと鍛え抜かれた馬体に仕上がっている。馬体からは中距離以上に適性があると考える。

ダノンザキッド

前走と比べて少しだけ腹回りがスッキリとしたが、全体的には柔らかみがあり疲れは無いように見える。状態はほぼ平行線だが、前走も十分良い状態だったので問題はない。丈夫そうな腱を持った四肢、バランスの良い前駆と後駆、立派な馬体を持っているが首はスッキリとして無駄な重たさが全く見受けられない、理想的な馬体をしている。距離適性は中距離以上が合うと考える。

ディープモンスター

いかにもディープインパクト産駒らしい、コンパクトで軽やかな馬体の中に柔らかさが見える。無駄な肉はないが瞬発力がありそう。筋肉の質感も素晴らしい。経済的な走りができそうな馬体をしているので、当日の馬場は少し時計のかかるスタミナのいる馬場だとプラスになると考える。距離は2,000mは少し短いのかもしれないので上手く好位につけるか、長く良い脚が使えるかが鍵になってくると考える。

タイトルホルダー

まだ前脚が幼そうな柔らかさがあるが、肩が発達していて、背中とトモにかけてのラインにしっかり強さが見える。前走使った効果がしっかりと出ていて、トモの張りは格段に良くなった。前走以上の状態になって本番に向かえるのではと思う。距離は馬体を見る限り今回の2,000mあたりが上限ではないかと考える。

アサマノイタズラ

全体的に柔らかく、未発達な部分が多いのが特徴で、肩・トモは幼いが背中がずば抜けて良い馬。今後の成長が楽しみな一頭。距離は2,000m以上に適性がありそうな馬体をしている。

グラティアス

以前よりトモの頂点部分や臀端部分がしっかりとして成長が窺える。仕上がり的には少し重たさが見えるのでここを使ってどこまでやれるか。

レッドベルオーブ

以前は線がやや細かったのだが芯が詰まってきてしっかりとした馬体になった。相変わらず筋肉は柔らかく、2歳時の良さをキープしたまま、背中から腰にかけてのラインが力強くなってきており好印象。もともとマイルより中距離に適性がありそうな馬体をしていたので、2歳時より更なる飛躍を期待したい。

2歳の実績馬と、皐月賞に向けてのトライアルレースなどで好走してきた馬達がぶつかり合うレース。1冠目ということもあり、疲れていない・3冠の為には絶対に取りたいという要素があり、仕上がり的にはほとんどの馬が申し分ない状態になっている上に、今回は中距離適性のある馬がほとんどでかなり拮抗していて予想の難しいレースになっている。最後の僅かな判断材料として今回は長く脚を使うスタミナを生む腹袋と、急坂を駆け上がる為のトモを意識して予想の順位付けをしてみた。

管理人の予想印

◎(5)ヴィクティファルス
○(8)ダノンザキッド
▲(3)ステラヴェローチェ
△(7)エフフォーリア
×(13)タイトルホルダー

買い目

馬連

5⇒8、3、7、13
8⇒3、7、13

馬単

1着 5、8
2着 5、8、3、7、13

3連複

1頭目 5、8
2頭目 5、8、3、7、13
3頭目 5、8、3、7、13

3連単

1着 5、8
2着 5、8、3、7、13
3着 5、8、3、7、13

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