東京芝1600mの特徴と過去データ 枠順・人気・血統から分析

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アルテミスステークスが行われる東京芝1600mの特徴を、コース図と枠順・人気・血統の過去データから整理しました。2コーナー付近から発走し、3コーナーまでの長い向正面を経て、525.9mの直線へ向かう左回りのマイルコースです。序盤の折り合いと、直線の坂を越えた後の伸びを考える材料としてご活用ください。

データ期間:2023年10月〜2026年10月18日/対象:東京競馬場・芝1600m・全クラス。209レース、延べ2,792頭。10月18日の東京2Rまで反映し、2026年のアルテミスステークスは含みません。出典・集計条件は末尾に記載しています。

  • 最初の3コーナーまで約540m。長い向正面で力まず走れるかを確認。
  • 最後の直線は525.9m。上り坂を越えた後まで脚を使えるかがポイント。
  • 枠順の成績は、人気・頭数・クラス・当日の馬場と合わせて読む。
  • アルテミスSは2歳牝馬の重賞。全クラスのコース成績に加え、レース固有の傾向も確認。
東京芝1600mのスタート・坂・直線 2コーナー付近の向正面右奥から左へ発走。3コーナーまで約540m進み、3・4コーナーを回って最後の直線525.9mへ。直線の上りを越えてゴール。濃い緑が走行経路。 東京芝1600m コースの特徴 アルテミスステークスの舞台 ― スタート・坂・直線を図で確認 3コーナー 4コーナー 左回り・3〜4コーナーを通過 濃い緑の部分が1600mの走行経路 スタート:2コーナー付近 向正面の右奥から、左へ進む 向正面の後半に上り坂 起伏を越えて3〜4コーナーへ 最初のコーナーまで約540m ゴール 最後の直線 525.9m 直線前半に上り坂 坂を越えても約300m残る 最後まで脚が続くかを確認 ① 序盤の折り合い 長い向正面で力まず走れるか ② 坂を越える余力 直線の長さと起伏を合わせて確認 ③ レース条件も確認 全クラスの成績と重賞を分けて読む JRA等のコース解説を基に作成した模式図。縮尺・坂の長さ・発走位置は厳密な実測表示ではありません。
位置関係を説明する模式図です。スマートフォンでは横にスクロールできます。スタート位置・走行順序・直線距離はJRA等のコース解説を基にしています。
東京芝1600mの基本情報
競馬場・回り東京競馬場・芝・左回り
スタート地点2コーナー付近、向正面直線の右奥
最初のコーナーまで3コーナーまで約540m(Aコース時は約542m)
走る順序向正面 → 3コーナー → 4コーナー → 最後の直線
最後の直線525.9m。前半に上り坂があり、坂を越えてもゴールまで約300m。
主な施行レースアルテミスステークス、富士ステークス、安田記念、NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、東京新聞杯など

最初のコーナーまで長く、序盤の走りを確認したい

東京芝1600mは、発走してから3コーナーに向かうまでの距離があります。スタート後に位置を取る速さだけでなく、ペースが落ち着いたときに力まず走れるかも確認します。枠順だけで決めず、出走馬の並びと頭数を合わせて位置取りを考えます。

向正面の起伏から、緩やかな3〜4コーナーへ

向正面の後半で上りを越え、その先の下りからコーナーへ進みます。ここでのペースや位置取りはレースによって変わります。直線だけを見て評価するのではなく、道中にどれだけ脚を使っていたかを前走映像などで確認したいコースです。

525.9mの直線は、坂を越えてからも長い

最後の直線には前半に上り坂があり、上り切った後もゴールまで距離が残ります。短い区間の加速だけでなく、伸びを維持できたかが確認点です。上がり3ハロンの順位やタイムは、前半のペース、走った進路、当日の馬場状態と合わせて比較します。

枠番別成績(2023年10月〜2026年10月18日)
枠番出走数着別度数勝率連対率複勝率
1枠28630-32-17-20710.5%21.7%27.6%
2枠29723-23-23-2287.7%15.5%23.2%
3枠31319-22-26-2466.1%13.1%21.4%
4枠33025-22-25-2587.6%14.2%21.8%
5枠35226-25-25-2767.4%14.5%21.6%
6枠36424-32-30-2786.6%15.4%23.6%
7枠41531-20-33-3317.5%12.3%20.2%
8枠43531-34-30-3407.1%14.9%21.8%

今回の集計で複勝率が最も高いのは1枠の27.6%です。ただし、表の数字は人気や能力をそろえた比較ではありません。仮柵の位置や出走頭数も分けていないため、「1枠なら有利」と一律に評価する使い方は避けます。

内枠は進路を確保できるか、外枠は無理なく位置を取れるかを確認します。アルテミスSを予想する場合は、出走馬の経験の少なさも考え、発馬や馬群の中での走りを枠順とセットで点検します。

枠番別の勝率・連対率・複勝率
枠番別成績の棒グラフ上の表の勝率・連対率・複勝率を比較。横軸は0〜100パーセント。勝率連対率複勝率0%20%40%60%80%100%1枠10.5%21.7%27.6%2枠7.7%15.5%23.2%3枠6.1%13.1%21.4%4枠7.6%14.2%21.8%5枠7.4%14.5%21.6%6枠6.6%15.4%23.6%7枠7.5%12.3%20.2%8枠7.1%14.9%21.8%

1番人気は209頭中81勝、3着以内は154頭で複勝率73.7%です。1〜3番人気の勝利数は合計156勝で、209レース中の74.6%を占めます。この数字は全クラスをまとめたもので、アルテミスSだけの成績ではありません。

上位人気馬が比較の中心になりますが、人気だけでは距離への対応や当日の状態は分かりません。穴馬を検討するときも、今回の条件で走れる具体的な根拠を確認します。的中率と馬券の収支は別なので、回収を考える際はオッズや払戻額も必要です。

人気別の勝率・連対率・複勝率
人気別成績の棒グラフ上の表の勝率・連対率・複勝率を比較。横軸は0〜100パーセント。勝率連対率複勝率0%20%40%60%80%100%1番人気38.8%55.5%73.7%2番人気23.4%42.6%55.5%3番人気12.6%28.5%42.5%4番人気7.7%26.9%40.4%5番人気5.3%13.9%26.4%6〜9番人気2.2%6.7%12.9%10番人気以下0.8%1.7%2.9%

参照元の勝利数上位10種牡馬に、10月18日の勝ち馬の父シスキン、3着馬の父エフフォーリアを加えた12種牡馬です。全種牡馬の一覧ではありません。掲載する種牡馬も10月18日分を加算しています。

種牡馬別成績(2023年10月〜2026年10月18日)
種牡馬出走数着別度数勝率連対率複勝率
エピファネイア14021-14-23-8215.0%25.0%41.4%
ロードカナロア12614-17-15-8011.1%24.6%36.5%
キズナ10314-10-9-7013.6%23.3%32.0%
モーリス12313-17-16-7710.6%24.4%37.4%
リアルスティール5212-5-4-3123.1%32.7%40.4%
サートゥルナーリア639-6-6-4214.3%23.8%33.3%
キタサンブラック588-4-6-4013.8%20.7%31.0%
ブリックスアンドモルタル657-6-4-4810.8%20.0%26.2%
ドレフォン416-6-3-2614.6%29.3%36.6%
イスラボニータ696-4-4-558.7%14.5%20.3%
シスキン195-3-0-1126.3%42.1%42.1%
エフフォーリア92-0-3-422.2%22.2%55.6%

エピファネイアは140走で21勝、3着以内58回です。一方、シスキンやエフフォーリアは出走数が少なく、1回の好走で率が大きく変わります。勝率の高さだけで並べず、まず出走数と着別度数を確認します。

同じ父でも走る馬のタイプは異なります。血統の集計を参考にしながら、その馬自身のマイルでの走り、直線での加速、坂を越えた後の伸びを合わせて評価します。表には同じ馬の複数回の出走も含まれています。

コース全体の数字と、2歳牝馬重賞の条件を合わせて読む

このページは東京芝1600mの全クラスが対象です。アルテミスSでは、前走レースや前走人気などをまとめたアルテミスステークスの過去10年データも確認します。年齢や出走条件が異なるレースの数字を、そのまま同じ確率と考えないことが大切です。

少ないキャリアの中で、どんな走りを経験しているか

前走の着順だけでなく、序盤に力んでいなかったか、馬群を経験しているか、直線で進路が開いてから反応できたかを確認します。東京未経験でも、別のコースで示した走りを材料に、長い直線と坂に対応できそうかを考えます。

前走の上がり最速は、展開と一緒に確認する

上がり最速の実績は末脚を考える材料ですが、遅い流れを後方で追走した場合と、速い流れに対応した場合では意味が変わります。順位やタイムに加えて、仕掛けた位置や最後まで伸びていたかを映像で確かめます。

馬場状態と、走りやすい進路を当日に確認する

良馬場と道悪、使用するA〜Dコースは今回の集計で分けていません。当日の芝の傷みや雨の影響、出走馬自身の道悪実績は別に確認します。枠順データだけで当日の進路を決めつけず、直前の芝のレースも参考にします。

東京芝2000mと同じスタート位置ですか?

異なります。芝1600mは2コーナー付近の向正面から発走します。芝2000mは1コーナー奥から発走するため、序盤のコース形状が違います。

コース成績だけでアルテミスSを予想できますか?

コース成績は予想材料の一つです。2歳牝馬の重賞という条件、出走馬自身の走り、当日の馬場も合わせて確認します。アルテミスSだけの過去データは上の関連記事に掲載しています。

2026年のアルテミスSの結果も含みますか?

含みません。集計の締切は2026年10月18日で、それより後の競走は対象外です。2026年10月17日の富士Sは、基礎集計の対象期間に含まれています。

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