20191215阪神11R朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)有力馬情報
レッドベルジュール 父譲りのタフさで真を問う
サリオスと同じ、新馬戦から2戦2勝。筋肉も柔らかく、早熟傾向にあるためしっかり伸びてくる。新馬戦の頃とは比べ物にならないくらい成長し、来春に繋がる末脚を見せてくれるに違いない。父はディープインパクト。母のレッドファンタジアは未勝利馬だが、レッドベルジュールは仕掛けどころの判断さえ誤らなければ、他の馬に圧勝できるはずだ。内枠に入れば必ず勝ってくれるだろう。「デイリー杯2歳S馬は…」という低評価もあるが、前評判を吹き飛ばす勢いでタイトルを狙ってくれる。
ペールエール 2週連続でダイワメジャー産駒の勝利
新馬戦からの4戦目。前走のデイリー杯2歳Sは仕掛けどころが悪く3着だったが、今回はマーフィーと共に2歳王者を獲る。勝負根性が強く流れる競馬は得意なので、叩いてきた上積みを披露してくれるだろう。父はダイワメジャー。母のアピールⅡは目立った活躍もないが、ペールエールなら走り切ってくれる。追い切りはCW強めで、3F50.4と1F11.8。3頭併せ馬で先着し、馬体も上々の仕上がりだ。初めての阪神で不慣れな展開もあるが、馬群から抜け出して差してもらいたい。
タイセイビジョン 距離が伸びても底力を出せる
ペールエールと同じ、新馬戦から4戦目。前走の京王杯2歳Sは人気に応えて1着。怯むこともなく瞬発力もあり、脚の長い競馬でGⅠホース目前だ。折り合いも着きやすく、武のGⅠタイトル制覇を飾ってくれる。父はタートルボウル。母のソムニアは、函館2歳Sの3着馬。GⅠを勝つイメージの低いタートルボウル産駒だけに、タイセイビジョンに寄せられる期待も大きい。スタート次第になるが、前走からの距離延長をうまく操り、レース展開を冷静に判断して欲しい。
結論
阪神芝1600mは桜花賞と同じ。外枠に入れば回されることになるので、できれば内枠でスタートしたい。前走や前々走で連勝している馬は連対率も16.2%ある。サリオスとレッドベルジュールやその条件に当てはまるため、最後の追い比べで勝機を示してもらいたい。武のGⅠタイトル制覇がかかったタイセイビジョン。ダイワメジャー産駒の伝説を作るペールエールにも注意。2018年の勝ち馬アドマイヤマーズもダイワメジャー産駒なので、どんな勝負になるか楽しみだ。
過去データと傾向
ちなみにこちらの過去データもどうぞw
【競馬予想】2019年朝日杯フューチュリティステークス賞過去結果分析