2024年ダービー卿チャレンジトロフィー過去データと予想分析

第56回　ダービー卿チャレンジトロフィー（Ｇ３）

2024年3月30日（土）中山競馬場　芝1600ｍ

中山競馬場の芝1600ｍを舞台に行われる古馬の重賞・ダービー卿ＣＴ。春のマイルＧ１・安田記念を目指す実力馬が出走する。トリッキーな中山の芝1600ｍを舞台に行われるハンデ戦のためか、一筋縄ではいかない傾向にある。最近の勝ち馬では15年のモーリスが、このレースの後に安田記念を勝ちＧ１タイトルを獲得している。昨年はインダストリアが勝利した。今年はどの馬が勝利するのか。過去の傾向をデータから占う。

ダービー卿チャレンジトロフィー過去10年間配当金

ダービー卿チャレンジトロフィー過去10年間結果

ダービー卿チャレンジトロフィー過去10年間結果前走レース

馬ランドの過去データ表の見方

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下記のように●●●ステークス人気別過去データの欄があるとします。

●●●ステークス
人気別過去データ

人気	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１番人気	0-1-0-2/3	0.0%	33.3%	33.3%
２番人気	0-0-2-1/3	0.0%	0.0%	66.7%

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
人気別過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
前走レース名別過去データ

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前走着順別過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
前走コース別過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
単勝オッズ別過去データ

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騎手別過去データ

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枠番別過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
前走上り3F別過去データ

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前走人気別過去データ

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前走クラス別過去データ

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前走場所別過去データ

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前走距離別過去データ

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脚質別過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
年齢別過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
馬体重過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
ハンデ別過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー過去
種牡馬別過去データ

４～５番人気が安定しており、３番人気以内はやや不安定

平均配当は馬連が8642円、３連単は16万5804円。１番人気【1.1.1.7】は複勝率30％と低調で２番人気【1.1.2.6】、３番人気【2.1.0.7】も複勝率はよくない。４番人気【3.3.0.4】が連対率60％と好調で、５番人気【2.0.3.5】は複勝率50％とまずまず。４～５番人気が狙い目だ。

５枠が好成績で、勝ち馬は１～５枠

中山の芝1600ｍはスタートから２コーナーまでの距離が短く、ロスなく走ることができる内枠が有利で、外枠は不利と言われている。勝ち馬は１～５枠に集中。６枠より外は未勝利だ。とくに成績が良いのは５枠【4.1.2.13】で複勝率35％と圧倒的。６～８枠は合計【0.4.3.52】複勝率11.8％でやや不振だ。

３勝クラスを人気で勝った馬

ステップレースは、条件戦の３勝クラス組【4.1.1.9】、東京新聞杯組【2.2.2.18】、東風Ｓ組【1.3.3.20】が中心。３勝クラス組は複勝率40％と好走確率が高く、前走２番人気以内なら【4.1.1.6】さらに好走確率が上がり、前走４番人気以下【0.0.0.3】は馬券に絡んでいない。重賞組は成績が今ひとつで、Ｇ３組【4.3.3.59】複勝率が14.9％と低い。

美浦南Ｗで４ハロンの遅い馬

過去10年の追い切りのコース別成績を調べたところ、美浦南Ｗ組【5.6.6.45】が１～３着馬30頭中17頭を占めており、複勝率は26.2％とまずまずだった。成績が良くなかったのは美浦南坂路組【0.1.0.17】で複勝率5.6％だった。

美浦南Ｗ組のラスト４ハロンのタイム別成績は、52秒７以下だと【2.1.2.23】で複勝率17.9％とやや低調で、52秒８以上【3.4.4.22】は複勝率33.3％と好成績だった。美浦南Ｗ組でラスト４ハロンで52秒８以上の馬を狙おう。

【追い切りコース別の成績（過去10年）】

場所 コース 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 坂路 3-3-3-40 6.1% 12.2% 18.4%
ＣＷ 1-1-1-21 4.2% 8.3% 12.5%
美浦 南坂路 0-1-0-17 0.0% 5.6% 5.6%
南Ｗ 5-6-6-45 8.2% 16.4% 26.2%
その他 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%

【美浦南Ｗ組のラスト4ハロンのタイム別成績（過去10年）】

タイム 成績 勝率 連対率 複勝率
～52秒7 2-1-2-23 7.1% 10.7% 17.9%
52秒8～ 3-4-4-22 9.1% 21.2% 33.3%

2023年ダービー卿ＣＴ（Ｇ３）調教状態＆コメント

アスクコンナモンダ　岩田望来

調教状態

内から相手を追走して、サッと抜いてきたし、大トビでなかなかダイナミックなフォーム。見た目がいい。

厩舎コメント

(中山でも)福永助手――稽古ではいつも通りに動け、仕上がりは順調です。ここ２走でオープンにもメドが立ちました。今回は中山コースに替わるので展開や枠順に左右される面も出てきますが、うまく噛み合えばですね。

アルナシーム　横山和生

調教状態

最後まで折り合いがついて力強い脚捌き。馬体もふっくらと見せていた。依然、好気配を保つ。

インダストリア　石川裕紀人

調教状態

気性面を考慮してガツンと掛からないように、半マイル重視の追い切り。それでも、耳を絞っていたが、この時計なら問題ない。スナップの利いたシャープな走り。

エエヤン　Ｍ．デムーロ

調教状態

常に攻めは動く馬。今回も前向きで機敏に動いたが、大きな変化はなかった。変わり身は見込みづらいかも。

キミワクイーン　菅原明良

調教状態

手先の軽い小気味のいい走りで馬体が合うと負けん気を出して、もうひと伸び。馬体もふっくらとしている。

クルゼイロドスル　津村明秀

調教状態

坂路主体に乗り込みは入念。テンションの高さは以前に比べてマシ。重い馬場に少し苦しんだが、デキは良好。

厩舎コメント

(中山いい)高橋忠師――前走後は放牧に出して、ここを目標に。立ち上げに少し時間がかかる馬だけど、今回は順調で仕上がり良好。オープンの速い流れなら折り合い面もあまり心配しなくていいのでは。中山コースはいいし、前走のように脚がたまれば。

グランデマーレ　田辺裕信

調教状態

この厩舎は大外は回らないが、それにしても伸び脚が目立った。肩ムチをもらっていたが、馬場の荒れた時間帯でも、回転力が目立っていた。文句なし。

セッション　横山武史

調教状態

先週のＣＷで自己ベスト。今週は手応えで見劣ったが、大差追走の分。ただ、もう少し集中力は欲しい。

厩舎コメント

(上位争いを)斉藤崇師――前走は自分から勝ちにいって、よく踏ん張りました。力を示せましたよ。ここ目標で戻ったあとは追う毎に良化。いい形でレースに向かえそうです。上位争いを。

タイムトゥヘヴン　北村友一

調教状態

重心の低い姿勢で首をリズミカルに前に伸ばして、手前を替えると、鞍上のＧＯサインに応じて鋭く伸びる。

ダディーズビビッド　三浦皇成

調教状態

６歳だが、依然テンションが高い。数字ほど伸びなかったが、この厩舎は馬場の荒れた時間帯で外を回るので、そう気にしなくていいか。ただ、上昇は感じない。

ディオ　北村宏司

調教状態

中２週で強い負荷は不要。引き締まった体とバネの利いた走りが目を引く。連勝も納得の文句なしの気配。

厩舎コメント

(まだ秘めたモノが)辻野師――早くからポテンシャルの高さを感じていましたが、軌道に乗って３連勝。ようやく噛み合ってきましたよ。まだ秘めたモノがありそう。重賞でも期待しています。

ドルチェモア　内田博幸

調教状態

ズブかったり、引っ掛かったりと、難しい面を抱えながらも馬体が合うと、闘争心に火がつき今１度伸びる。

ニシノスーベニア　大野拓弥

調教状態

前走時より時計は遅いが、馬場状態の差が大きそう。好馬体が目立つし、動きもダイナミック。気配は良好。

厩舎コメント

(ここでも)上原博師――パワーがあり多少時計のかかる馬場も良かったが、前走は強い勝ちっぷり。引き続き得意の中山のマイル戦なので、重賞でも楽しみ。自分のリズムで運べれば。

パラレルヴィジョン　戸崎圭太

調教状態

逞しい馬体は体高があって、四肢のよく伸びた走りは迫力を感じた。ここにきて心身ともに充実している。

厩舎コメント

(好調)国枝師――前走は鞍上がうまく乗ってくれたのもあるが、これまでにない勝ちっぷりだった。中間は順調で追い切りに乗った戸崎騎手も好感触。前走のように好位で脚をためられれば重賞でもやれていい。

ラインベック　石橋脩

調教状態

いつも通り坂路とプールで。叩いて体は絞れたし、１週前の動きが良かった。今週も馬場を考慮すれば上々。

レイベリング　丹内祐次

調教状態

終い重点だったとはいえ、同厩舎の併せ馬を内からアッという間に追い抜いてしまった。鋭さを増している。

厩舎コメント

(ヒケは取らない)鹿戸雄師――直前はジョッキーが跨って、いつも通り動きは良かった。前走がいい勝ち方だったし、徐々に折り合い面も成長が見られるからね。能力的にヒケは取らないはず。

2023年ダービー卿ＣＴ予想

Ａコース使用の５週間は、雨の影響を受けた日が多かったが、馬場は荒れていても、タイムの出るコンディション。Ｂコース１週目で高速化が進むと見れば、金曜の雨で、馬場の回復期にありがちな先行馬＆イン有利になりやすいのではないか。ハンデは拮抗。展開と馬場読みを重視した。

管理人の予想印

◎ セッション
○ クルゼイロドスル
▲ ディオ
◇ アスクコンナモンダ
△１ パラレルヴィジョン
△２ ニシノスーベニア
△３ レイベリング

◎セッション

京都金杯は勝ちに等しい内容。平均～ハイペースに強い先行馬で、仮に勝ちタイムを１分32秒６に設定すれば、46秒３＋46秒３のラップで乗り切れるタイプ。逃げ切りに期待した。

○クルゼイロドスル

逃げた前々走は、競馬の形とすれば決して理想形ではなかった。好位差しのいい勝ち方をした前走でリセット。外枠でもあり、ハナは主張しないだろう。当舞台ではリステッド競走に優勝。昇級は形の上だけ。

▲ディオ

ソウルラッシュの半弟で、こちらは瞬発力と自在性を兼備。文句なしの３連勝で、57.5キロは克服可能なハンデと見る。問題は、中２週続きがどう出るか。

◇アスクコンナモンダ

京成杯ＡＨは、暑さが応えて本調子になかった様子。良くなれば、前２走が本来の姿で、ＧⅢのハンデ戦なら優に手が届くレベル。インも突ける。

買い目

単勝/複勝

９

馬連

軸９、13
相手２、５、７、９、11、13、15